健康オタクの方が早死する?
こんにちは、三軒茶屋で医師や管理栄養士と提携し治療をする整体。
そんな国内でも数少ないスタイルで治療を行う『三軒茶屋あおば整体院』で院長をしています、高田です。
このサイトでは、あなたが生涯健康に過ごすための『ヒント』や『アイディア』をお伝えしています。
今回は『健康情報』について話をしたいと思います。
健康オタクの方が早死する?
40代くらいになると、健康診断や人間ドックの数値が気になる方が急増します。
しかしこの傾向が、かえって健康を損なうケースも少なくありません。
その理由についてお話します。
今回は『健康オタクの方が早死する?』というテーマで『健康診断の結果がとても気になる』というあなたに向けてお話していきたいと思います。
今回のお話でお伝えしたい内容は2つ
本記事の内容
- 我慢は美徳ではない
- ストレスが健康をむしばむ
専門用語などを使わず、出来るだけ分かりやすくお話しするつもりですが、疑問などありましたらお気軽にコメント下さい。
文章が苦手という方は、下のバナー(写真部分)をクリックすると音声で聴くことができます。
そして記事を書いている私は、こんな人物です。
- 臨床経験10年以上
- 約3万人の治療実績
- 年間約3,000人来院の院長
- 三軒茶屋口コミ評価1位整体
- 医師、管理栄養士と提携整体経営
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我慢は美徳ではない
健康診断の数値が正常値からはずれると。。。
『薬を飲んだ方がいいのか?』
『食事や運動を始めないとかな?』
などと思い悩むケースも多いです。
だれでも健康には気を使い、身体に良くないは我慢する生活が、長生きの秘訣と思いがち。
しかし、この我慢を優先した健康管理が、反対に寿命を短くするという調査結果があります。
フィンランドで行われた大規模な調査
のちに『フィンランド症候群』として10年くらい前に話題となった調査。
フィンランドでは社会保障が充実しているため、自分の健康をおろそかにする中高年が増えている(どこかの国に似ていますね)
そこで、フィンランドの保険局が次のような調査を。
- 1974年から15年間にわたり実施
- 心血管疾患危険因子を持つ40~45歳の上級管理職1,200名が対象
- しっかり健康管理するグループ600人と、何もしない600人に2グループにわける
- しっかりグループは、タバコやアルコールを制限、砂糖や塩分を摂りすぎない食事制限、そして運動も
- 何もしないグループは、特に指示をせず定期的に健康調査票のみ記入
とここまで聞いたあなたは、どちらのグループが健康悪化したと思われますか?
ストレスが健康をむしばむ
さきほどの検査結果(15年後)を分析すると、驚くべき結果に。
がんによる死亡率、自殺者数、心臓血管系の病気など、何もしないグループの方が、そのすべてにおいて低い数字に。
もともと危険因子があった心血管系疾患にかんしては、しっかりグループの方が状態は改善。
しかし心血管系疾患でなくなった人の数は、治療を行っていた、しっかりグループの方が多いという驚くべきデータ。
どうしてこのような結果になってしまったのでしょう?
研究グループの見解はこう。
健康管理という『節制』や『我慢』をしいられず、きままにくらしてきた人たちの方が、健康で長生き
健康に気を使う事は悪いことではありません。
しかし、度をすぎると身体に良いどころか悪い影響を与えることもある。
健康オタクになって、常に身体のことばかりを気にする。
『これは身体に悪いのではないか?』
『こんなことをしていたら、健康を損なうのでは?』
と気にしてばかりのストレス生活ではなく。
健康であることを幸せに思い、きままに楽しく暮らす方が、長生きできるのかもしれませんね。
健康情報を発信している、私だからこそこんな考えをお伝えしたいなと思って。。。
ということで、今回は『健康情報』についてのお話でした。
最後まで読んで頂いたあなたが、少しだけ心に余裕を持って身体と向き合う事で、確実に健康に近づくことができます。
人生100年時代、この長寿の時代を楽しく過ごすためには『健康』はとても大切になります。
ぜひ、あまりがんじがらめにせず、生涯健康を目指して頂けたら嬉しいです。