インフルエンザはマスクで予防できるは本当か?
こんにちは、三軒茶屋で医師や管理栄養士と提携し治療をする整体。
そんな国内でも数少ないスタイルで治療を行う『三軒茶屋あおば整体院』で院長をしています、高田です。
このサイトでは、あなたが生涯健康に過ごすための『ヒント』や『アイディア』をお伝えしています。
今回は『インフルエンザの予防』について話をしたいと思います。
インフルエンザはマスクで予防できるは本当か?
風邪やインフルエンザの予防手段として思い浮かぶのが『マスク』という方も多いはず。
しかし、最近では『インフルエンザ予防にはマスクが効かない』といった説も。
そこで、今回は『インフルエンザはマスクで予防できるは本当か?』というテーマで『予防にはマスク』というあなたに向けて、お話していきたいと思います。
今回のお話でお伝えしたい内容は2つ
本記事の内容
- マスクは推奨しない?
- マスクで本当に防げないのか?
専門用語などを使わず、出来るだけ分かりやすくお話しするつもりですが、疑問などありましたらお気軽にコメント下さい。
文章が苦手という方は、下のバナー(写真部分)をクリックすると音声で聴くことができます。
そして記事を書いている私は、こんな人物です。
- 臨床経験10年以上
- 約3万人の治療実績
- 年間約3,000人来院の院長
- 三軒茶屋口コミ評価1位整体
- 医師、管理栄養士と提携整体経営
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マスクは推奨しない?
- インフルエンザ予防にマスクは推奨しない
- 感染拡大を防ぐのには有効だが、自分を守る手段としては推奨せず
こんな記事が、厚生労働省の見解として2018年1月の産経新聞に掲載されました。
もう少し内容をこまかく見ていくと。
- インフルエンザにかかった人がマスクをすると、周囲に感染を広げない効果はある
- しかし、健康な人がマスクをつけても、感染は防げないかも
ということであるが、実際のところはどうなのか?
まず日本をはじめ、諸外国で国が推奨している予防対策を調べると、おおむね次のようなものとなる。
- ワクチンの接種
- 手洗い
- 混雑する場所をさける
などがありますが『マスクの着用』はくまで予防策の一つとしての記述で、明確に推奨されているわけではありません。
では、科学的にみたマスクの予防効果はどうでしょう?
マスクで本当に防げないのか?
実際のところ、マスクの予防効果に関する研究データはどのような結果になっているのか?
- 2010年に米ミシガン大学による発表
- 大学の寮で集団生活をする学生が対象
- マスクによるインフルエンザの予防効果を調査
- 1,297人を『何もしない』『マスクをする』のグループに分ける
- 冬のあいだにインフルエンザにかかるかどうかを調査
- 何もしない人にくらべマスクをする人の発症がわずかに減る程度
ただし、調査の注意点として。
- マスクは1日1枚で使い捨てる
- 食事などで外す場合は袋にいれる
- 着用時に、隙間ができないよう徹底
などをこまかくチェックしながらの調査でした。
この結果から見るかぎり、マスクの効果はないわけではなさそうですが、先ほどの注意事項を完璧に守ろうとすると大変。
マスクの効果は、ないわけではありませんがそれよりも。
- ワクチンの接種
- 手洗い
- 免疫力の向上(よく食べよく眠るなど)
これらを優先し、その上で追加の選択肢として『マスク』といったイメージがよいのかもしれません。
ということで、今回は『インフルエンザの予防』についてのお話でした。
最後まで読んで頂いたあなたが、マスクの効果を正しく知ることで、確実に健康に近づくことができます。
人生100年時代、この長寿の時代を楽しく過ごすためには『健康』はとても大切になります。
ぜひ、感染予防をしっかりと行い、生涯健康を目指して頂けたら嬉しいです。