抗うつ剤は、依存度が強く簡単にやめられないものか?
こんにちは、三軒茶屋で医師や管理栄養士と提携し治療をする整体。
そんな国内でも数少ないスタイルで治療を行う『三軒茶屋あおば整体院』で院長をしています、高田です。
このサイトでは、あなたが生涯健康に過ごすための『ヒント』や『アイディア』をお伝えしています。
今回は『抗うつ剤』について話をしたいと思います。
抗うつ剤は、依存度が強く簡単にやめられないものか?
警視庁のデータによると、昨年の自殺者数は20,081人とのこと
(引用元:警視庁 令和2年中における自殺の状況)
自殺のすべてが『心の病気』ではありませんが、その多くは『うつ病』がまねく自殺念慮(自殺を考えたり、死にたいと思ううつ病の症状)によるもの。
今回は『抗うつ剤は、依存度が強く簡単にやめられないものか?』というテーマで『抗うつ剤の効果や危険度が気になる』というあなたに向けてお話していきたいと思います。
今回のお話でお伝えしたい内容は2つ
本記事の内容
- うつ病の現状
- 抗うつ剤は悪者ではない
専門用語などを使わず、出来るだけ分かりやすくお話しするつもりですが、疑問などありましたらお気軽にコメント下さい。
文章が苦手という方は、下のバナー(写真部分)をクリックすると音声で聴くことができます。
そして記事を書いている私は、こんな人物です。
- 臨床経験10年以上
- 約3万人の治療実績
- 年間約3,000人来院の院長
- 三軒茶屋口コミ評価1位整体
- 医師、管理栄養士と提携整体経営
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うつ病の現状
厚生労働省の発表によると、うつ病もふくめた精神疾患の患者数は平成20年で323万人(医療機関にかかっている人の数)
(引用元:厚生労働省 自殺・うつ病等の現状と今後のメンタルヘルス対策)
医療機関での一般的なうつ病の治療法が、抗うつ剤による薬物療法です。
よく『抗うつ剤は依存性があり、一度飲むと手放せなくなるので怖い』という声を聞きます。
医学的な見方をすると、抗うつ剤よりも精神安定剤の方が依存度が高く副作用もあります。
さらに精神安定剤には筋弛緩作用があるものも多く、60代や70代の方が服用した場合、身体にちからが入らず転倒の危険も。
私の治療院にも自律神経の不調で来院される方も多く、投薬の有無を確認すると抗うつ剤を処方されているケースも少なくありません。
そんな患者さんの不調改善をお手伝いしていて、強く思う事があります。
抗うつ剤は悪者ではない
うつ病になる方には必ずその原因があります。
- 家族を失うなどの大きなストレス
- 職場での出来事
- 職場や学校など社会的に色々な背景
そして、抗うつ剤により脳内のセルトニンを補うだけで、元気になる方も珍しくありません。
うつ病の治療法で、初期は適切に抗うつ剤を使って治療を行い、その後ゆっくりと減薬することで高い効果があるケースも数多くあります。
コロナの状況が長引くなか、今後ますます患者さんの数が増えることが予想されるうつ病。
現在は、薬の種類も多くなり症状に合わせた治療も行いやすくなっています。
薬をすべて悪者とすることなく、早めのケアを行い減薬をする。
こんな治療法も大切になってくるのではないでしょうか。
ということで、今回は『抗うつ剤』についてのお話でした。
最後まで読んで頂いたあなたが、抗うつ剤について正しい知識を持つことで、確実に健康に近づくことができます。
人生100年時代、この長寿の時代を楽しく過ごすためには『健康』はとても大切になります。
ぜひ、自分の身体の状態をしっかりと把握しながら、生涯健康を目指して頂けたら嬉しいです。