ウコンは二日酔いに効かないは本当か？
こんにちは、三軒茶屋で医師や管理栄養士と提携し治療をする整体。
そんな国内でも数少ないスタイルで治療を行う『三軒茶屋あおば整体院』で院長をしています、高田です。
このサイトでは、あなたが生涯健康に過ごすための『ヒント』や『アイディア』をお伝えしています。
今回は『ウコンと二日酔い』について話をしたいと思います。
ウコンは二日酔いに効かないは本当か？
2017年ころネット上であることが話題に。
『ウコンには、薬のような効果がない』
しかし、今でもドラックストアを見ると数種類のウコン商品が。
はたしてウコンの効果とは？しっかりと検証していきます。
今回は『ウコンは二日酔いに効かないは本当か？』というテーマで『ウコンの効果が気になる』というあなたに向けて、お話していきたいと思います。
今回のお話でお伝えしたい内容は２つ
本記事の内容
- ウコンの効果とは？
- クルクミンは万能薬ではない
専門用語などを使わず、出来るだけ分かりやすくお話しするつもりですが、疑問などありましたらお気軽にコメント下さい。
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そして記事を書いている私は、こんな人物です。
- 臨床経験10年以上
- 約3万人の治療実績
- 年間約3,000人来院の院長
- 三軒茶屋口コミ評価1位整体
- 医師、管理栄養士と提携整体経営
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ウコンの効果とは？
黄色い見た目が特徴のウコン、別名ではターメリックと呼ばれたりします。
その効果効能は次のようなもの。
- 日本では二日酔いに効く
- 本場インドでは虫刺されやガンに効くとまで
- カレーの原料としや民間療法にも使われる
大きな効果があると言われているウコンですが実は…
医学的な効能は認められていません
その根拠となるのが2017年に発表された論文で、要点をまとめると次のようになります。
- ウコンの有効成分とされるクルクミンは薬としては問題あり
- なぜならウコンはクルクミンだけで出来ているわけではないから
- クルクミンの量はウコン全体の5%未満
これらの内容を踏まえ、ウコンの効果はあまり期待できないと結論づけています。
では、有効成分とされるクルクミンは効果があるのでしょうか？
くわしくみていきましょう。
クルクミンは万能薬ではない
実は『クルクミン』は色々な病気に効くとされ、世界中で研究がおこなわれてきました。
中には大きな期待を寄せられる結果もあり、その一例として。
- 試験管の中で培養した細胞にクルクミンを加えると
- ガン細胞の成長をおさえる
- アルツハイマー病の原因物質の毒性をふせぐ
効果が見られ注目を浴びました。
しかし近年、同じ結果が人間では再現できない事がわかってきたのです。
- 2012年アメリカでの研究データ
- アルツハイマー病への効果の調査
- 平均年齢74歳の高齢者に半年間クルクミンを大量に摂取
- 半年後に偽薬を飲んだグループと認知機能テストを実施
- 効果に差が無いことが判明
この研究論文の中では次のようにも説明されています。
クルクミンは口から飲んでも腸で吸収されず、体内に取り込まれにくい性質がある一方、さまざまな試薬と反応しやすい性質がある。
これにより高い効果があるかのような誤解を招いたのでは？
いずれにせよ、ウコンの効果は現段階ではあまりみとめられるようなものではなさそうです。
ということで、今回は『ウコンと二日酔い』についてのお話でした。
最後まで読んで頂いたあなたが、ウコンの効果を正しく知ることで、確実に健康に近づくことができます。
人生100年時代、この長寿の時代を楽しく過ごすためには『健康』はとても大切になります。
ぜひ、お酒はほどほどに楽しみながら、生涯健康を目指して頂けたら嬉しいです。