牛乳は身体に悪いものではありません
こんにちは、三軒茶屋で医師や管理栄養士と提携し治療を行う。
こんな国内でも数少ないスタイルで治療を行う『三軒茶屋あおば整体院』で院長をしています、高田です。
このサイトでは、あなたが生涯健康に過ごすための『ヒント』や『アイディア』をお伝えしています。
今回は『牛乳』について話をしたいと思います。
牛乳は身体に悪いものではありません
『牛乳で骨粗しょう症状に』こんな話を聞いた事がある方はいますか?
数年前、TVや健康雑誌で取り上げられ、一時はかなり浸透した考えでしたが、実はウソかもしれません。
そこで今回は『牛乳は身体に悪いものではありません』というテーマで『牛乳を敬遠している』というあなたに向けて、お話していきたいと思います。
今回のお話でお伝えしたい内容は2つ
本記事の内容
- 牛乳で骨がもろく?
- 論文の解釈違いで牛乳が悪者に?
専門用語などを使わず、出来るだけ分かりやすくお話しするつもりですが、疑問などありましたらお気軽にコメント下さい。
文章が苦手という方は、下のバナー(写真部分)をクリックすると音声で聴くことができます。
そして記事を書いている私は、こんな人物です。
- 臨床経験10年以上
- 約3万人の治療実績
- 年間約3,000人来院の院長
- 三軒茶屋口コミ評価1位整体
- 医師、管理栄養士と提携整体経営
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牛乳で骨がもろく?
『牛乳を飲むと逆に骨がもろくなる』こんな衝撃的なニュースが世間を騒がせたことがあります。
原因となったのは、2005年にベストセラーとなった『病気にならない生き方』で広まりました。
その根拠となる考え方はこう。
牛乳には体内のカルシウム量を下げる作用があり、その結果骨がもろくなる
この本の著者である新谷弘実(しんやひろみ)医師によれば、WHOやハーバード大などの研究により明らかになったとのこと。
しかし、ここ数年でこの考えに疑問が投げかけられるように。
論文の解釈違いで牛乳が悪者に?
先ほどの『牛乳悪者説』の根拠となる考えとして、新谷(しんや)医師が唱えているのが、こんな論文なのです。
- 1997年にハーバード大が7万人以上の女性に対し調査
- 牛乳をのんだ量と骨折の発生率について
- たくさん牛乳を飲む女性は1.45倍骨折リスクが上昇
しかし、しっかりとこの論文を読み込むと要点はこう。
- 牛乳を飲んでも骨が強くなるわけでない
- 骨折はタンパク質の摂取が多いせいではないか?
また、新谷(しんや)医師はWHOのレポートも根拠としているのですが、このレポートによると。
カルシウムの摂取量が多い国は骨折が多い
と報じているだけで、牛乳との関連性には触れていないのです。
やはり情報は、鵜呑みにしないことも大切かもしれませんね。
ということで、今回は『牛乳』についてのお話でした。
最後まで読んで頂いたあなたが、牛乳について正しい認識をすることで、確実に健康に近づくことができます。
人生100年時代、この長寿の時代を楽しく過ごすためには『健康』はとても大切になります。
ぜひ、骨や筋肉を強くしなやかなものにして、生涯健康を目指して頂けたら嬉しいです。