大腸がんは検査だけは発見できない?
こんにちは、三軒茶屋で医師や管理栄養士と提携し治療を行う。
こんな国内でも数少ないスタイルで治療を行う『三軒茶屋あおば整体院』で院長をしています、高田です。
このサイトでは、あなたが生涯健康に過ごすための『ヒント』や『アイディア』をお伝えしています。
今回は『大腸がん』について話をしたいと思います。
大腸がんは検査だけは発見できない?
大腸がんの検査と聞いて多くの方が思い浮かべる検査の多くが『検便(便潜血検査)』ではないでしょうか。
ただ、この検査だけでは大腸がんの発見には不十分です。
そこで今回は『大腸がんは検査だけは発見できない?』というテーマで『大腸がんを早期発見したい』というあなたに向けて、お話していきたいと思います。
今回のお話しでお伝えしたい内容は2つ
本記事の内容
- 臨床現場における大腸がん検査の実際
- 検査ですべての大腸がんが分かるわけではない
専門用語などを使わず、出来るだけ分かりやすくお話しするつもりですが、疑問などありましたらお気軽にコメント下さい。
文章が苦手という方は、下のバナー(写真部分)をクリックすると音声で聴くことができます。
そして記事を書いている私は、こんな人物です。
- 臨床経験10年以上
- 約3万人の治療実績
- 年間約3,000人来院の院長
- 三軒茶屋口コミ評価1位整体
- 医師、管理栄養士と提携整体経営
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臨床現場における大腸がん検査の実際
もっとも一般的である大腸がん検査の『検便(便潜血検査)』では、がん細胞そのものを発見できるわけではありません。
この検査でわかるのは、がん病変と呼ばれる『大腸ポリープ』
なので、お腹をあけて切り取らなければいけない大きな腫瘍ではなく、内視鏡手術で摘出できる小さな病変には効果的な検査です。
それではこの検査があまり大腸がんの発見みは効果がないか?
答えはNOで、この検査による大腸がんの死亡率が16%減少というデータがあるほど。
しかし、この検査には注意しなくてはならない大きなポイントが。
- 便潜血検査で陽性となったから、すぐに大腸がんというわけではない
- 検査で発見できるのは、潜血の有無のみ
- 陽性となった場合は、精密検査での確認が必要
- 実際の陽性者の多くが痔の出血か良性のポリープ
- がんと診断されるケースは、ごくわずか
とここまでが、検便(便潜血検査)の概要ですが、検査結果についてもう少し詳しくみていきましょう。
検査ですべての大腸がんが分かるわけではない
検便(便潜血検査)の結果を鵜呑みにしてはなりません。
なぜなら、この検査で大腸がんと判断される割合は最終的には4%程度だから
そしてさらに驚きなのが、それとほぼ同じ4%の比率で見落とし(偽陰性)が発生しているという事実。
とここまで聞いたあなたは、『検査ですべてが分からなのであれば心配』と強く感じてしまうかもしれませんね。
最後に、大腸がんの特徴や現在の医学的な状況などをまとめておきます。
- 大腸がんはもともと欧米人に多い病気だった
- 食生活の欧米化で、日本でも患者数が急増中
- がんによる死因のうち、男性3位、女性は1位
- がんの中では比較的進行が遅く、早期発見できれば完治の確率も高い疾患
ということで、今回は『大腸がん』についてのお話でした。
最後まで読んで頂いたあなたが、大腸がんの特徴を理解し予防することで、確実に健康に近づくことができます。
人生100年時代、この長寿時代を楽しく過ごすためには『健康』はとても大切になります。
ぜひ、検査を上手に活用し早期発見を心がけ、生涯健康を目指して頂けたら嬉しいです。