お酒が肝硬変を引き起こすはウソ
こんにちは、三軒茶屋で医師や管理栄養士と提携し治療をする整体。
そんな国内でも数少ないスタイルで治療を行う『三軒茶屋あおば整体院』で院長をしています、高田です。
このサイトでは、あなたが生涯健康に過ごすための『ヒント』や『アイディア』をお伝えしています。
今回は『お酒と肝硬変』について話をしたいと思います。
お酒が肝硬変を引き起こすはウソ
『お酒は肝臓によくない』こんな話を聞いた事がない、という方は少ないでしょう。
しかしこの定義ちょっと間違いなんです。
今回は『お酒が肝硬変を引き起こすはウソ』というテーマで『お酒を毎日楽しみたい』という私自身に向けてお話していきたいと思います。
今回のお話でお伝えしたい内容は2つ
本記事の内容
- アルコール代謝のしくみとは
- ポイントはニコチン酸
専門用語などを使わず、出来るだけ分かりやすくお話しするつもりですが、疑問などありましたらお気軽にコメント下さい。
文章が苦手という方は、下のバナー(写真部分)をクリックすると音声で聴くことができます。
そして記事を書いている私は、こんな人物です。
- 臨床経験10年以上
- 約3万人の治療実績
- 年間約3,000人来院の院長
- 三軒茶屋口コミ評価1位整体
- 医師、管理栄養士と提携整体経営
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アルコール代謝のしくみとは
さきほど、お酒が肝臓に悪いは間違いと言いましたが、なぜそんな事が言えるのか?
理由は『アルコール代謝』そのしくみを詳しくみていきましょう。
- アルコールが体内に入り、肝臓で最初の代謝をしたときアセトアルデヒド(二日酔いの原因)ができる
- アセトアルデヒドを水分に変える第二代謝が働けば、悪酔いせず
- アセトアルデヒドを水に変えるには酵素が必要
- 東洋人はこの酵素が遺伝的に少ない
なので、西洋人に比べ東洋人は一般的には酔いやすい。
しかし、日本人でありながらどれだけ飲んでも顔に出ないし、いつまでも飲み続けられる人も。
そういう人は『肝臓が強い』と言われるが、これは間違い。
医学的にみると、もともとアセトアルデヒドの分解酵素を持ち合わせた人が、しっかりと分解できているだけ。
では、分解酵素を持っていない人が、悪酔いしないためにはどうすれば?
ポイントはニコチン酸
お酒をよく飲む人は、先ほどお話ししたアルコールの代謝という重労働を身体に毎回させています。
そしてアルコールの代謝を行う際に活性酵素が発生。
なので、アルコールを飲むことが肝硬変につながるのではなく。
この活性酸素が肝硬変を引き起こすのです
また、一度に大量のお酒を飲むと、代謝のためにニコチン酸というビタミンが大量に消費。
このビタミンはアルコールの代謝だけに使われるのではなく、他の働きもあるため、アルコール代謝に多く使われると、他の代謝がスムーズにいかなくなる
なので、お酒を飲むときには、ニコチン酸が含まれる次のようなつまみを。
- 豚肉
- 豆類
- チーズ
こうしてみると、おつまみの定番は理にかなっていますよね。
ということで、今回は『お酒と肝硬変』についてのお話でした。
最後まで読んで頂いたあなたが、お酒の楽しみ方をしっかりと把握することで、確実に健康に近づくことができます。
人生100年時代、この長寿の時代を楽しく過ごすためには『健康』はとても大切になります。
ぜひ、お酒のお供を工夫しながら、生涯健康を目指して頂けたら嬉しいです。