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カロリーゼロ飲料で脳卒中や認知症に?

健康 食事

こんにちは、三軒茶屋で医師や管理栄養士と提携し治療をする整体。

そんな国内でも数少ないスタイルで治療を行う『三軒茶屋あおば整体院』で院長をしています、高田です。

このサイトでは、あなたが生涯健康に過ごすための『ヒント』や『アイディア』をお伝えしています。

今回は『カロリーゼロ飲料』について話をしたいと思います。

カロリーゼロ飲料で脳卒中や認知症に?

スーパーやコンビニに多くある『カロリーゼロ飲料』

甘くておいしいのに、肥満や血糖値を抑えると多くの方に愛用されています。

はたして、その宣伝文句をそのまま信じていいのか?

今回は『カロリーゼロ飲料で脳卒中や認知症に?』というテーマで『カロリーゼロの表示を見ると、つい手を伸ばしてしまう』というあなたに向けて、お話していきたいと思います。

今回のお話でお伝えしたい内容は2つ

本記事の内容

  • 人工甘味料の恐るべきワナ
  • 人工甘味料と腸内細菌の関係

専門用語などを使わず、出来るだけ分かりやすくお話しするつもりですが、疑問などありましたらお気軽にコメント下さい。

文章が苦手という方は、下のバナー(写真部分)をクリックすると音声で聴くことができます。

そして記事を書いている私は、こんな人物です。

  • 臨床経験10年以上
  • 約3万人の治療実績
  • 年間約3,000人来院の院長
  • 三軒茶屋口コミ評価1位整体
  • 医師、管理栄養士と提携整体経営

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人工甘味料の恐るべきワナ

天然の甘味料である『砂糖』を摂取すると、舌にある細胞が反応して甘みを感じ、その後腸で体内に吸収されエネルギーになります。

一方、カロリーゼロ飲料に多く使われている人工甘味料は、『アステルパーム』と呼ばれます。

そして、砂糖と同じように甘みを感じるのですが、ほとんどエネルギーにならない。

では、カロリーゼロ飲料を飲み続ければ、肥満や糖尿病などの病気が予防できるはず?と思うかもしれませんが、実は

実は人工甘味料を多くとる人は、脳卒中や認知症になるリスクが高いのです

 
そのリスクを裏付けるこんな研究データが。

2017年、米ボストン大学の『人工甘味料と脳卒中・認知症の関係』論文

  • 人口甘味料を含む飲料を毎日1杯以上飲む人とまったく飲まない人を比較
  • 飲む人の方が脳卒中のリスクが2.96倍高く
  • 認知症になるリスクも飲む人の方が2.89倍高く
  • 一方で、砂糖入りの飲料(カロリーゼロではない)では、このような結果にはならない

カロリーゼロ飲料を飲み続けた方が、発症リスクが高くなるという結果が。

この研究データはその当時話題になり、アメリカ飲料協会が反論を発表するなどの騒動に。

なぜこのような結果がでたのか?詳しくみていきましょう。

人工甘味料と腸内細菌の関係

先ほどの研究チームは原因不明としながらの、次のような可能性を示唆しています。

人工甘味料によって腸内細菌が影響を受ける可能性

 
どうして影響をうけるのか?の理由は次の通り

  • 人間の腸の中には100兆個以上の腸内細菌がある
  • そのバランスと健康は大きな関係が
  • 人工甘味料を摂取することで、善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れたのでは?

これ以外にも、別の理由を指摘する声も

  • 血糖値が高めな人はカロリーゼロ飲料を飲む傾向が
  • そもそも血糖値が高めの人は認知症や脳卒中のリスクも高い

いずれにせよ、カロリーゼロ飲料が登場してからまだ日が浅く、健康によいとも悪とも判断できる研究データがそろっていないのも事実なのです。

ということで、今回は『カロリーゼロ飲料』についてのお話でした。

最後まで読んで頂いたあなたが、情報を鵜呑みにすることなくバランスよい食事を心がけることで、確実に健康に近づくことができます。

人生100年時代、この長寿の時代を楽しく過ごすためには『健康』はとても大切になります。

ぜひ、カロリーゼロを過信せず、生涯健康を目指して頂けたら嬉しいです。