ぎっくり腰は安静にすると長引く?
こんにちは、三軒茶屋で医師や管理栄養士と提携し治療をする整体。
そんな国内でも数少ないスタイルで治療を行う『三軒茶屋あおば整体院』で院長をしています、高田です。
このサイトでは、あなたが生涯健康に過ごすための『ヒント』や『アイディア』をお伝えしています。
今回は『ぎっくり腰』について話をしたいと思います。
ギックリ腰は安静にすると長引く?
いきなりですが質問です、あなたがぎっくり腰になったとき控えた方がようことは次のうちどれ?
- ①普通に動く
- ②痛み止めを飲む
- ③安静にする
答えは③なんです、このあと詳しく解説しますね。
今回は『ギックリ腰は安静にすると長引く?』というテーマで『ぎっくり腰の対処法を知りたい』というあなたに向けて、お話していきたいと思います。
今回のお話でお伝えしたい内容は2つ
本記事の内容
- 科学的にみた腰痛
- ぎっくり腰の心理メカニズム
専門用語などを使わず、出来るだけ分かりやすくお話しするつもりですが、疑問などありましたらお気軽にコメント下さい。
文章が苦手という方は、下のバナー(写真部分)をクリックすると音声で聴くことができます。
そして記事を書いている私は、こんな人物です。
- 臨床経験10年以上
- 約3万人の治療実績
- 年間約3,000人来院の院長
- 三軒茶屋口コミ評価1位整体
- 医師、管理栄養士と提携整体経営
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科学的にみた腰痛
先ほどの回答は『衝撃的だった』という方も多いかもしれません。
腰が痛いときは、大事をとって安静にする方がよいというイメージも強いかもしれません。
しかし、今の腰痛の常識は大きく変化しています。
その証拠として
- 過去に世界で行われた腰痛の研究論文の結果
- 安静にした場合より身体を動かした場合の方が高い回復率をしめす
- 整形外科のガイドラインでも安静は有効な治療法ではないと明記
では、なぜ安静にしていると治りが悪くなってしまうのか?
- 日常生活を送っていると少なからず筋肉を使う
- しかしベットで安静にするとその必要がなく筋肉が急速に衰える
- ぎっくり腰で安静にしてしまうと、腰の筋肉が衰える
- これにより立ち上がった際に腰を支えきれず症状が悪化
さらにこんな研究データも。
- 2011年にカナダのマギル大学が発表した論文
- 半年以上にわたって腰痛に悩む人の脳を調査
- 痛みの処理に使われる背外側前頭前野(はいがいそくぜんとうぜんや)の体積が減り機能が低下
- これにより痛みを感じやすくなる
なぜ痛みを感じやすくなると、症状が悪化するのでしょう?
ぎっくり腰の心理メカニズム
痛みを感じやすくなって症状があっかする原因はズバリ『恐怖心』です。
ぎっくり腰を海外では『魔女の一撃』といったりします。
そう、それほど激しい痛みなのです。
なので、一度ぎっくり腰になってしまうと、身体を動かす際に『また痛みが走ったら。。』と恐怖心が芽生えてしまいます。
そうなると自然と安静になり、先ほどお話しした流れで、筋肉が衰え症状が悪化してしまいます。
さらに安静にしているうちに『この痛みがずっとこのままだったら、どうしよう』などと不安にかられ、負のスパイラルへ。
このような研究が進んだことで、現在ではぎっくり腰は安静にせず、痛み止めなども活用しながら普段と同じ生活を送ることが推奨されているのです。
ということで、今回は『ぎっくり腰』についてのお話でした。
最後まで読んで頂いたあなたが、ぎっくり腰になった際の対処方法を知ることで、確実に健康に近づくことができます。
人生100年時代、この長寿の時代を楽しく過ごすためには『健康』はとても大切になります。
ぜひ、ぎっくり腰になっても安静にせず、生涯健康を目指して頂けたら嬉しいです。
また、この記事とは別の視点で『腰痛』について原因や治療法などを解説しています。
詳しくはこちら ➡ 腰痛 | 【三軒茶屋の整体】口コミ1位で医師推薦のあおば整体院