泣いてストレスを解消しよう
こんにちは、三軒茶屋で医師や管理栄養士と提携し治療を行う。
こんな国内でも数少ないスタイルで治療を行う『三軒茶屋あおば整体院』で院長をしています、高田です。
このサイトでは、あなたが生涯健康に過ごすための『ヒント』や『アイディア』をお伝えしています。
今回は『涙とストレス』について話をしたいと思います。
泣いてストレスを解消しよう
あなたは、最近泣きましたか?
大人になると、そうそう人前では泣けませんよね。
最近では、色々な研究が進んでいて、どうやら涙がストレスを解消するようなのです。
そこで今回は『泣いてストレスを解消しよう』というテーマで『涙はグッとこらえて』というあなたに向けて、お話していきたいと思います。
今回のお話しでお伝えしたい内容は2つ
本記事の内容
- 涙で副腎皮質ホルモンを排出?
- 心を揺さぶる涙を流そう
専門用語などを使わず、出来るだけ分かりやすくお話しするつもりですが、疑問などありましたらお気軽にコメント下さい。
文章が苦手という方は、下のバナー(写真部分)をクリックすると音声で聴くことができます。
そして記事を書いている私は、こんな人物です。
- 臨床経験10年以上
- 約3万人の治療実績
- 年間約3,000人来院の院長
- 三軒茶屋口コミ評価1位整体
- 医師、管理栄養士と提携整体経営
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涙で副腎皮質ホルモンを排出?
大人になると、人前で泣くことは『恥ずかしいこと』そんな認識が普通になることでしょう。
でも、そこでグッと涙をこらえることが、身体には悪影響なのです。
なぜなら、涙を流すことがストレス解消につながるから。
詳しくお話していきます。
少し難しい説明になってしまいますが、人間がストレスを感じると次のような変化が起こります。
脳の下垂体から副腎皮質ホルモンは分泌される
また、涙の成分にはこのホルモンが含まれているのです。
そして興味深い研究データも。
東京女子医大の研究チームによると、次のようなデータが。
- 涙を流す前と後に、血液中の副腎皮質ホルモンを測定
- ➡涙を流したあとは、ホルモンが減少していることが判明
このことから分かることは。
人間は副腎皮質ホルモンを体外に排出し、ストレスを解消している
そして、ストレスが溜まってしまうと、副腎皮質ホルモンの他に、もう1つ増えてしまう物質があるのです。
心を揺さぶる涙を流そう
ストレスで体内に溜まってしまう物質の正体は『コルチゾール』です。
このコルチゾールは、副腎から分泌されるホルモンなのです。
そして体内に溜めたままにしておくと、脳細胞にダメージを与えてしまいます。
すなわち、涙は副腎櫃ホルモンやコルチゾールは身体の外に排出する働きをするのです。
最後に面白い研究データを紹介します。
1985年にアメリカのウィリアム・プレイ博士に行われた研究
- 80名の被験者に、映画で流した涙と玉ねぎをむいて流した涙の成分の違いを調査
- ➡映画で流した涙には、コルチゾールと思われる高濃度のタンパク質
ここから分かる事実として、異物の刺激による涙でなく、心が揺さぶられる涙は健康に深く関係があることがわかります。
最後に、涙の嬉しいメリットをもう1つ
涙には快楽物質の『エンドロフィン』に似た成分が成分が含まれています。
この物質は別名『脳内モルヒネ』ともいわれ、思いっきりなくとスッキリするのは、この効果によるものなのです。
ということで、今回は『涙とストレス』についてのお話でした。
最後まで読んで頂いたあなたが、上手に涙を流すことで、確実に健康に近づくことができます。
人生100年時代、この長寿時代を楽しく過ごすためには『健康』はとても大切になります。
ぜひ、隠れてでもいいので思いっきり泣いて、生涯健康を目指して頂けたら嬉しいです。