コレステロールゼロは無意味だった
こんにちは、三軒茶屋で医師や管理栄養士と提携し治療をする整体。
そんな国内でも数少ないスタイルで治療を行う『三軒茶屋あおば整体院』で院長をしています、高田です。
このサイトでは、あなたが生涯健康に過ごすための『ヒント』や『アイディア』をお伝えしています。
今回は『コレステロール』について話をしたいと思います。
コレステロールゼロは無意味だった
『コレステロール値が高いので、卵は控えなきゃ』数年前にはふつうにこんな会話が。
しかしこの常識が今は崩れつつあるのです。
今回は『コレステロールゼロは無意味だった』というテーマで『コレステロールが気になる』というあなたに向けて、お話していきたいと思います。
今回のお話でお伝えしたい内容は2つ
本記事の内容
- 身体にはコレステロールを調整する仕組みが
- コレステロールと生活環境の変化
専門用語などを使わず、出来るだけ分かりやすくお話しするつもりですが、疑問などありましたらお気軽にコメント下さい。
文章が苦手という方は、下のバナー(写真部分)をクリックすると音声で聴くことができます。
そして記事を書いている私は、こんな人物です。
- 臨床経験10年以上
- 約3万人の治療実績
- 年間約3,000人来院の院長
- 三軒茶屋口コミ評価1位整体
- 医師、管理栄養士と提携整体経営
スポンサードサーチ
身体にはコレステロールを調整する仕組みが
厚生労働省は2015年4月に大きな改定を行いました。その内容は。
食事からのコレステロール目標値の撤廃
これまでは、コレステロールを摂りすぎると身体に悪いということで、摂取の上限目安が設定されていました。
それが撤廃された理由についてくわしく見ていきましょう。
そもそもコレステロールは身体にとって必要なもで、主な役割は次の通り。
- 血管や心臓そして肺などをつくる材料
- ホルモンの材料
- しかし血液中を流れる量が多すぎると動脈硬化につながりやすくなる
このような仕組みと、約100年前に行われたロシアでの研究結果もとになり『卵は1日1個まで』と言われるようになりました。
では、なぜコレステロールがOKになったのか?
それは近年行われている研究で次のようなことが判明してきたから。
- 血液中を流れるコレステロールのほとんどは、私たちの体内でつくられる
- 食事から摂取するコレステロールが増えても、肝臓で自動的に作る量をコントロール
- 逆に食事からの摂取が減るとたくさんつくるようになる
このような研究結果をもとに、まず2015年にアメリカでこれ捨てレールの目標値が撤廃。
それを受けて日本でも撤廃といった流れになったのです。
では、この上限撤廃が私たちの生活にどのような影響を及ぼすか?みていきましょう。
コレステロールと生活環境の変化
ここ最近の健康ブームを背景に『コレステロール・ゼロ』や『ノン・コレステロール』などの油やマヨネーズが人気です。
しかし、ここで気を付けなければならないのが。
これらの商品を使っていれば動脈硬化になりにくくなるわけではない
ということ。
そして食品中のコレステロールを必要以上に悪者にすることも弊害です。
特に慢性的に疲れたり、体調不良が長引いたり、また高齢の方などは身体に必要な栄養素が不足しがち
コレステロールの多い食品の中には、この不足した部分を補い栄養素が含まれるものが多いことも。
ただ一方で『焼肉屋揚げ物ばかり食べても大丈夫』というわけではありません。
例えば健康診断でコレステロール値が高めの方は、先ほどお話した『コレステロールを一定に保つ仕組み』が正常に働いていない可能性が。
なので血液検査の結果は定期的に確認することが大切です。
ということで、今回は『コレステロール』についてのお話でした。
最後まで読んで頂いたあなたが、卵やお肉をバランスよく摂取することで、確実に健康に近づくことができます。
人生100年時代、この長寿の時代を楽しく過ごすためには『健康』はとても大切になります。
ぜひ、バランスよい食事を心がけ、生涯健康を目指して頂けたら嬉しいです。