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がん検診が陽性でも90%は異常なし?

マインド 健康

こんにちは、三軒茶屋で医師や管理栄養士と提携し治療をする整体。

そんな国内でも数少ないスタイルで治療を行う『三軒茶屋あおば整体院』で院長をしています、高田です。

このサイトでは、あなたが生涯健康に過ごすための『ヒント』や『アイディア』をお伝えしています。

今回は『がん健診』について話をしたいと思います。

がん検診が陽性でも90%は異常なし?

あなたは、がん健診を受けたことがありますか?

国が推奨するがん検診のひとつに『胃X線検査』があります。
そう、バリウムを飲むアレです。

この検査の精度や内容についてくわしくお話したいと思います。

今回は『がん検診が陽性でも90%は異常なし?』というテーマで『健康診断の結果が怖い』というあなたに向けて、お話していきたいと思います。

今回のお話でお伝えしたい内容は2つ

本記事の内容

  • 90%を見抜ける検査のはずなのに
  • がん検診の考え方とは?

専門用語などを使わず、出来るだけ分かりやすくお話しするつもりですが、疑問などありましたらお気軽にコメント下さい。

文章が苦手という方は、下のバナー(写真部分)をクリックすると音声で聴くことができます。

そして記事を書いている私は、こんな人物です。

  • 臨床経験10年以上
  • 約3万人の治療実績
  • 年間約3,000人来院の院長
  • 三軒茶屋口コミ評価1位整体
  • 医師、管理栄養士と提携整体経営

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90%を見抜ける検査のはずなのに

先ほどお話した『胃X線検査』は、胃にがんがある場合90%は発見されるとされています。

いっぽうで、がんでない人も10%は陽性となってしまいます。

ここであなたに質問です。

あなった場合、本当にがんがある確率は何%でしょうか?

90%の確率でと言われると、陽性ならがん確定のようなイメージですが、実際は本当にがんがある人は100人に1人です。

ここまで聞いて『どういうこと?』と思われたかたも多いかもしれません。

少し古いデータになりますが、例えば胃がんが新しく見つかる人は

  • 2014年の男性であれば10万人に140人くらい
  • 胃X線検査は本当にがんのある人ぬうち90%を見つけることができる
  • もし10万人が検査を受ければ
  • 140×0.9=126人くらいが見つかる
  • いっぽう、がんではない人も10%が陽性となる
  • なので、胃がん健診を10万人が受けると約1万人が陽性
  • 陽性者1万人のうち本当にがんの人は126人

この結果から、健診結果をどう見るか?を考えたいと思います。

がん検診の考え方とは?

さきほどの説明を聞いても『ピンとこない』方も多いかもしれません。

ただ、大切な考え方は『がん健診で陽性になったとしても、本当にがんであることはごくわずか』だということ。

そもそも、自治体や会社で行われているがん検診の目的は『あやしい人』をみつけ精密検査を受けてもらうこと

 
精密検査をすれば、かなりの確率でがんは発見できますが、その検査には時間もお金もかかる。

そこで登場したのが、簡易的ながん検診なのです

つまりがん検診をうけて陽性だったからといって、『がんがあるに違いない』と思い、強いストレスを受けたり、反対に『どうせ大丈夫だから精密検査は受けない』どちらの考えも間違いです。

がん健診の内容や目的をしっかりと把握し、上手に活用しましょう。

ということで、今回は『がん健診』についてのお話でした。

最後まで読んで頂いたあなたが、がん健診の目的を知りただしく活用することで、確実に健康に近づくことができます。

人生100年時代、この長寿の時代を楽しく過ごすためには『健康』はとても大切になります。

ぜひ、健診結果に一喜一憂することなく、生涯健康を目指して頂けたら嬉しいです。