塩分を摂りすぎると高血圧になるは、間違い
こんにちは、三軒茶屋で医師や管理栄養士と提携し治療をする整体。
そんな国内でも数少ないスタイルで治療を行う『三軒茶屋あおば整体院』で院長をしています、高田です。
このサイトでは、あなたが生涯健康に過ごすための『ヒント』や『アイディア』をお伝えしています。
今回は『塩分と高血圧』について話をしたいと思います。
塩分を摂りすぎると高血圧になるは、間違い
『塩辛い食事を好む東北地方の人に高血圧が多い』こんな話を聞いたことがありませんか?
この話のポイントは、塩分の摂り過ぎが高血圧の原因になるということだが、この説は間違いなのです。
今回は『塩分を摂りすぎると高血圧になるは、間違い』というテーマで『血圧が気になる』というあなたに向けてお話していきたいと思います。
今回のお話でお伝えしたい内容は2つ
本記事の内容
- 高血圧の塩原因説について
- リンゴが血圧をさげる?
専門用語などを使わず、出来るだけ分かりやすくお話しするつもりですが、疑問などありましたらお気軽にコメント下さい。
文章が苦手という方は、下のバナー(写真部分)をクリックすると音声で聴くことができます。
そして記事を書いている私は、こんな人物です。
- 臨床経験10年以上
- 約3万人の治療実績
- 年間約3,000人来院の院長
- 三軒茶屋口コミ評価1位整体
- 医師、管理栄養士と提携整体経営
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高血圧の塩原因説について
高血圧の患者さんに対して、多くのお医者さんが『塩分を減らす』よう指導をします。
確かに高血圧の患者さんの中には、食塩の過剰摂取が原因の人も。
しかし驚くことにその数は、高血圧の患者さん100人に対して1人か2人程度。
この事実からみると、高血圧の原因を塩と決めつけるのはちょっと強引。
ではどうして高血圧の原因が塩を言われているのか?について考えてみましょう。
この高血圧の原因が塩分と言う説のルーツは。
- 東北地方に高血圧の患者さんが多いという調査結果
- 食塩の摂取量は1日10g如何望ましい
- 東北地方の人の食塩摂取量は、これよりかなり多い
- その結果、食塩が高血圧を誘発すると考えられた
しかしこの時、塩が原因説に矛盾するデータもでていたという事実が、その内容とは。
- 個別に詳しく調査をすると次のような事例が
- 食塩の摂取量が少ないのに高血圧
- 食塩の摂取量が多いのに血圧が低い
- リンゴの生産地では高血圧の患者さんが少ない
この事実をみると、どうやら都合が悪い内容は伏せられたのかも?という気がしてならない。
では、なぜリンゴの生産地では血圧が低いのか?について考えてみましょう。
リンゴが血圧をさげる?
リンゴをたくさん食べている(生産地)人は血圧が低い、これは栄養学的にも大正解の答え。
その理由は次の通り
- 血圧を保つためには、食塩から摂取されるカリウムとナトリウムの比率が重要
- 健康な身体はナトリウムのカリウムに対する比率が0.6
- 食事から摂取される比率も、これと同じが望ましい
- 高血圧の原因の一つは、塩の過剰摂取ではなくカリウム不足の可能性
- カリウムを多く含む食品は、リンゴ、スイカ、バナナ、ほうれん草など
この話を聞けば、リンゴと高血圧の関係が理解できるかもしれませんね。
ということで、今回は『塩分と高血圧』についてのお話でした。
最後まで読んで頂いたあなたが、血圧を正常値に保つことで、確実に健康に近づくことができます。
人生100年時代、この長寿の時代を楽しく過ごすためには『健康』はとても大切になります。
ぜひ、食生活のバランスを意識して、生涯健康を目指して頂けたら嬉しいです。