貧血には鉄分が効くが間違いの理由
こんにちは、三軒茶屋で医師や管理栄養士と提携し治療をする整体。
そんな国内でも数少ないスタイルで治療を行う『三軒茶屋あおば整体院』で院長をしています、高田です。
このサイトでは、あなたが生涯健康に過ごすための『ヒント』や『アイディア』をお伝えしています。
今回は『貧血と鉄分』について話をしたいと思います。
貧血には鉄分が効くが間違いの理由
『貧血なので鉄分を意識しています』食事指導をしていると、よくこんな言葉を耳にします。
実はこの考え。。。間違いなのです。
今回は『貧血には鉄分が効くが間違いの理由 』というテーマで『鉄剤を飲んでいます』というあなたに向けてお話していきたいと思います。
今回のお話でお伝えしたい内容は2つ
本記事の内容
- 貧血は鉄剤で治らない?
- 貧血の改善方法とは?
専門用語などを使わず、出来るだけ分かりやすくお話しするつもりですが、疑問などありましたらお気軽にコメント下さい。
文章が苦手という方は、下のバナー(写真部分)をクリックすると音声で聴くことができます。
そして記事を書いている私は、こんな人物です。
- 臨床経験10年以上
- 約3万人の治療実績
- 年間約3,000人来院の院長
- 三軒茶屋口コミ評価1位整体
- 医師、管理栄養士と提携整体経営
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貧血は鉄剤で治らない?
私の治療院(三軒茶屋あおば整体院)では、検査で血圧を測定します。
そのとき『病院で貧血と言われ、鉄剤を飲んでいるが一向に治らない』という話をされることがあります。
この話を聞いてあなたは疑問に思ったかもしれませんね。
『貧血には鉄剤が効くのでは?』と。
しかし、残念なことに鉄分を補給しただけでは『貧血は治りません』
栄養のことを理解すれば、解きあかせる内容なのですが、栄養を意識するお医者さんは、ほとんどいません。
だからこそ、鉄剤を処方し続けるのです。
では、なぜ鉄分だけでは貧血が改善しないのか?
詳しくみていきましょう。
貧血の改善方法とは?
そもそも貧血とは、どんな流れで発生するのか?みていきましょう。
- 血液に含まれる細胞のひとつに赤血球がある
- 赤血球の中にはヘモグロビンといわれるタンパク質が、呼吸によって体内に入ってきた酸素と結びつき、全身に酸素を送る
- 貧血とは、このヘモグロビンの量が不足している状態のこと
- そして、ヘモグロビンが少なると末端で酸欠状態が発生
すなわち、貧血治療の第一歩はヘモグロビンをどう増やすか?
そして、ヘモグロビンの材料は、グロビンという、タンパク質とヘム鉄という鉄分の2つ。
病院で鉄剤を処方される治療は、この2つの材料のうち、鉄分にだけアプローチしている
もう、おわかりでしょう。
鉄分だけを補給しても、ヘモグロビンは増えません。
ここで必要になってくるのがタンパク質。
それ以外にも、ヘモグロビンを作るために次の栄養も必要に。
- ビタミンB6とB12
- 葉酸
- ビタミンC
- ニコチン酸
来院される患者さんで貧血に悩む方に。
タンパク質やビタミンの摂り方をアドバイスすると、貧血の症状が改善することが多いのも、このためです。
ということで、今回は『貧血と鉄分』についてのお話でした。
最後まで読んで頂いたあなたが、貧血の治療について正しい知識を持つことで、確実に健康に近づくことができます。
人生100年時代、この長寿の時代を楽しく過ごすためには『健康』はとても大切になります。
ぜひ、正しい治療法を実践し、生涯健康を目指して頂けたら嬉しいです。