マイナスカロリー食品とは本当か?
こんにちは、三軒茶屋で医師や管理栄養士と提携し治療を行う。
こんな国内でも数少ないスタイルで治療を行う『三軒茶屋あおば整体院』で院長をしています、高田です。
このサイトでは、あなたが生涯健康に過ごすための『ヒント』や『アイディア』をお伝えしています。
今回は『マイナスカロリー食品』について話をしたいと思います。
マイナスカロリー食品とは本当か?
ネット上に多く見られる『マイナスカロリー食品』の文字。
なんでも『食べるほど痩せる食品』だとか。
はたしてこの話は本当のなのか?
今回は『マイナスカロリー食品とは本当か?』というテーマで『セロリなどを意識して食べている』というあなたに向けて、お話していきたいと思います。
今回のお話でお伝えしたい内容は2つ
本記事の内容
- 消化に使うカロリーの方が大きい?
- 科学的なエビデンスはなし
専門用語などを使わず、出来るだけ分かりやすくお話しするつもりですが、疑問などありましたらお気軽にコメント下さい。
文章が苦手という方は、下のバナー(写真部分)をクリックすると音声で聴くことができます。
そして記事を書いている私は、こんな人物です。
- 臨床経験10年以上
- 約3万人の治療実績
- 年間約3,000人来院の院長
- 三軒茶屋口コミ評価1位整体
- 医師、管理栄養士と提携整体経営
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消化に使うカロリーの方が大きい?
マイナスカロリー食品とは『食べれば食べるほど痩せる食品』と何とも信じがたい話なのですが、その根拠となる考えは。
食品そのもののカロリーよりも、消化に使うカロリーの方が大きいので、食べると痩せる
といった内容、思わず『なるほどぉ~』と言ってしまいそうになりますが。。。
そしてこのマイナスカロリー食品は次のようなものが。
- セロリ
- ブロッコリー
- キュウリ
- 唐辛子
栄養のバランスを考えつつ、適度に食べるとダイエット効果が、という謳い文句。
科学的なエビデンスはなし
医学的な文献を色々調べてみましたが、これまでマイナスカロリー食品に関するエビデンスはありません。
しかしながら、1997年に出された論文のなかにこんなテーマが。
『さまざまな食品を消化吸収するのに、どれだけのカロリーが使われるのか?』
この論文の結論としては。
その食品が持つ総カロリーの3~30%のなかに、ほぼすべての食品がおさまるというもの
いずれにしても『食べるだけで痩せる』といったうまい話はありません。
しっかりと規則正しい生活と食事を心がけましょう。
ということで、今回は『マイナスカロリー食品』についてのお話でした。
最後まで読んで頂いたあなたが、食品に対するあだしい知識を身に着けることで、確実に健康に近づくことができます。
人生100年時代、この長寿の時代を楽しく過ごすためには『健康』はとても大切になります。
ぜひ、うまい話に乗せられず規則正しい生活を続け、生涯健康を目指して頂けたら嬉しいです。