ポッチャリの方が長生きできるは本当か?
こんにちは、三軒茶屋で医師や管理栄養士と提携し治療を行う。
こんな国内でも数少ないスタイルで治療を行う『三軒茶屋あおば整体院』で院長をしています、高田です。
このサイトでは、あなたが生涯健康に過ごすための『ヒント』や『アイディア』をお伝えしています。
今回は『ポッチャリ長生き説』について話をしたいと思います。
ポッチャリの方が長生きできるは本当か?
肥満は健康に悪いというのは常識のように思われますが、実は。。。
BMIが25以上のポッチャリさんの方が実は長生きという説があります。
この真相を検証してみたいと思います。
今回は『ポッチャリの方が長生きできるは本当か?』というテーマで『肥満は悪というイメージがある』というあなたに向けて、お話していきたいと思います。
今回のお話でお伝えしたい内容は2つ
本記事の内容
- スリムよりも長生き?
- 統計ミスが原因?
専門用語などを使わず、出来るだけ分かりやすくお話しするつもりですが、疑問などありましたらお気軽にコメント下さい。
文章が苦手という方は、下のバナー(写真部分)をクリックすると音声で聴くことができます。
そして記事を書いている私は、こんな人物です。
- 臨床経験10年以上
- 約3万人の治療実績
- 年間約3,000人来院の院長
- 三軒茶屋口コミ評価1位整体
- 医師、管理栄養士と提携整体経営
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スリムよりも長生き?
『ポッチャリの方が長生き』新見正則医師の『長生きしたけりゃデブがいい』の著書で発表された考え。
この本のなかでは実験データをもとにこんな考えが述べられている。
- 過体重グループ(BMI25~30)の方が普通体重(BMI18.5~25)より死亡リスクが6%低い
- 理想体重より20㎏以上の体系の方が健康
- これは288万人の成人を分析したデータ
ということだが、はたしてこの話は本当なのだろうか?
統計ミスが原因?
先ほどの統計データは2013年にアメリカ疫病対策センターが発表した論文によるもの。
288万人のデータを分析したものなので信頼性が高いように思われますが、実は発表直後から色々な批判が。
2014年にボストン大学からでた論文では、こんな指摘が。
疫病対策センターの研究は、参加者の『体重変化』を考慮にいれていないから無意味
どういうことかと言うと
- 肥満の人が糖尿病にかかり、痩せてしまっても『痩せても病気』グループへ
- 本当は肥満のせいで病気になった事実がデータから消えてしまう
- その後修正して計算し直すと、普通体重の人の脂肪率が低い
- また、太るごとに死亡率が上昇する
- その後、ハーバード大からも同様の批判が
つまり、この結果は単なる統計ミスによる結果だったのです。
やはり理想体重を目指した方が良さそうですね。
いうことで、今回は『ポッチャリ長生き説』についてのお話でした。
最後まで読んで頂いたあなたが、理想体重を目指すことで、確実に健康に近づくことができます。
人生100年時代、この長寿の時代を楽しく過ごすためには『健康』はとても大切になります。
ぜひ、健康に適した体重をキープし、生涯健康を目指して頂けたら嬉しいです。