運動前のストレッチが怪我を予防は間違い??
こんにちは、三軒茶屋で医師や管理栄養士と提携し治療を行う。
こんな国内でも数少ないスタイルで治療を行う『三軒茶屋あおば整体院』で院長をしています、高田です。
このサイトでは、あなたが生涯健康に過ごすための『ヒント』や『アイディア』をお伝えしています。
今回は『運動前のストレッチ』について話をしたいと思います。
運動前のストレッチが怪我を予防は間違い??
あなたは運動前にストレッチを行いますか?
私が学生の頃(かれこれ20~30年前)の常識は。
運動前のストレッチが怪我の予防につながる
でした。確かに間違ってはいない情報ですが、最近の研究では、そのやり方には工夫が必要なことがわかってきました。
そこで今回は『運動前のストレッチが怪我を予防は間違い??』というテーマで『運動前に昔ながらのストレッチを』というあなたに向けて、お話していきたいと思います。
今回のお話しでお伝えしたい内容は2つ
本記事の内容
- 運動前にストレッチをしても怪我予防にならない
- 運動前には、動的ストレッチを
専門用語などを使わず、出来るだけ分かりやすくお話しするつもりですが、疑問などありましたらお気軽にコメント下さい。
文章が苦手という方は、下のバナー(写真部分)をクリックすると音声で聴くことができます。
そして記事を書いている私は、こんな人物です。
- 臨床経験10年以上
- 約3万人の治療実績
- 年間約3,000人来院の院長
- 三軒茶屋口コミ評価1位整体
- 医師、管理栄養士と提携整体経営
スポンサードサーチ
運動前にストレッチをしても怪我予防にならない
運動前のストレッチは次のような内容が一般的だと思います。
- 膝の屈伸運動
- アキレス腱を伸ばす
- 腕をクロスさせて反対側の腕を引っ張る
ストレッチの定番と言われるこれらの動き、今でもジムのトレーナーさんが実施しているケースも多いですよね。
しかし、最近の研究では。。。
運動前のストレッチが怪我の予防に役立つわけではない
というような風潮に変わってきているのです。
その潮目を変えたある研究結果について、詳しくみていきましょう。
運動前には、動的ストレッチを
先ほどお話した研究結果は、2013年に有名なスポーツ科学誌で発表されました。
それは、同じ姿勢でじっとするストレッチ(静的ストレッチ)を行うとどうなるのか?
といった内容で次のような衝撃的な結果のものでした。
- 45秒以上行ったあと
- ➡筋力は平均5.5%低下、跳躍力や瞬発力は平均3%低下
- 90秒以上行ったあと
- ➡筋力は平均8.3%低下
これらの結果から、運動前にじっとするストレッチ(静的ストレッチ)だけを行う事は適さない。
なぜなら、運動前には血流を促進し、筋肉を温める必要があるから。
なので、筋肉をゆっくりと動かす動的ストレッチを行うことが大切。
動的ストレッチの主なもの
- その場で足ぶみをしながら股関節を伸ばす
- 肩を大きく回す
- 軽いスクワット的なもの
このような動きをともなうストレッチを取り入れることで次のような効果が。
筋肉の温度がアップし、体内に酸素を取り込みやすくなります。そして筋収縮などが早くなり、多くの筋繊維の反応が活性化されます。
運動前には、ぜひ動的ストレッチを取り入れるようにしましょう。
ということで、今回は『運動前のストレッチ』についてのお話でした。
最後まで読んで頂いたあなたが、上手に運動前のストレッチを行うことで、確実に健康に近づくことができます。
人生100年時代、この長寿時代を楽しく過ごすためには『健康』はとても大切になります。
ぜひ、筋肉を上手に温めながら運動を行い、生涯健康を目指して頂けたら嬉しいです。