亜鉛は中高年に必要不可欠な栄養素・その理由とは?
このブログは、音声メディア『ウチカラ整体院』の台本を記事化したものです。
おはようございます。
50歳からの体質改善専門家 たかだです。
年齢に合わせた正しい体質改善の方法をYouTubeやラジオで発信しています。
さて、毎週月曜日は、こちらのラジオの方で健康情報をお届けしていますが
今回は『中高年いに必要な栄養素は亜鉛』ですよ。
そんなお話をしていきます。
実は、今回の内容は5/22(水)に公開予定のYouTube動画
こちらでお話している内容の簡易版になります。
くわしい内容につきましては、公開日をお待ちください。
そして現在最新のYouTube動画が『豆腐の栄養素』についてです。
お手頃価格で、しかも毎日でも食べれる豆腐には
中高年に嬉しい栄養素が、たっぷりなので
そちらをくわしく解説しています。
まだ見てないよ!!という方は、こちらのリンクからぜひご覧ください
【豆腐の栄養素】豆腐の健康効果や特徴・食べすぎの注意点まで解説
では、早速ここから本日のテーマである、亜鉛についてお話していきます。
亜鉛が中高年に大切な理由とは?
亜鉛とは、私たちの体がスムーズに機能するために必要な重要な栄養素です。
これは特に中高年の人々にとって重要で、健康を維持し、
様々な病気のリスクを低減するために役立つからです。
はじめに、亜鉛は免疫系の健康を維持する役割を果たします。
亜鉛は白血球の生成を促進し、感染症や疾患から身を守るために必要です。
特に中高年期には、免疫系が自然に衰える傾向があるため、
亜鉛の摂取はより重要になります。
亜鉛が不足すると、風邪を引きやすくなったり、
感染症からの回復が遅くなる可能性があります。
次に、亜鉛は細胞の成長と修復に必要です。
これは、皮膚、髪、爪、筋肉など、体のほぼすべての部分に影響を及ぼします。
また、亜鉛は傷の治癒を促進し、年齢とともに減少する細胞の再生能力をサポートします。
さらに、亜鉛はホルモンの生成にも必要で、
特に男性ホルモンであるテストステロンの生成に重要です。
亜鉛が不足すると、テストステロンのレベルが低下し、
筋力の減少、性欲の低下、気分の不安定などの問題が生じる可能性があります。
また、亜鉛は視覚にも影響を与えます。
亜鉛は目の健康を維持するために必要で、
特に加齢黄斑変性症(AMD)という視力を失うリスクが高い症状の予防に役立ちます。
亜鉛は眼の網膜に存在し、視覚を形成するために重要な役割を果たします。
加齢とともに網膜の亜鉛量が減少すると視力の低下が起こり、AMDのリスクが上昇します。
一部の研究では、亜鉛のサプリメント摂取がAMDの進行を遅らせる可能性があることが示されています。
亜鉛はまた、抗酸化作用も持っています。
これは、体の細胞を損傷から守り、炎症を抑える能力です。
亜鉛はフリーラジカルと呼ばれる損傷性の化学物質を中和し、
これにより病気のリスクが低減されます。
特に心臓病やがんなどの慢性疾患のリスクを低減する可能性があります。
また、亜鉛は認知機能にも影響を与えます。
亜鉛は脳の神経伝達に関与し、記憶や学習の能力を高めることが示されています。
中高年期には、これらの認知機能が自然に低下する傾向がありますが、
亜鉛はこれを緩和する可能性があります。
これらの理由から、亜鉛は中高年の人々にとって特に重要です。
しかし、亜鉛は体内で自然に生成されないため、食事やサプリメントで定期的に摂取する必要があります。
亜鉛は赤肉、鶏肉、魚、豆類、ナッツ、種子などの食品に豊富に含まれています。
・亜鉛の摂取量が不足すると、
・免疫力の低下
・傷の治癒力の低下
・視覚障害
・ホルモンの不均衡
・認知能力の低下
などの問題が発生する可能性があります。
そのため、特に中高年の方々は亜鉛の摂取量に十分注意することが重要です。
最後に、サプリメントで亜鉛を摂取する場合は、過剰摂取に注意が必要です。
亜鉛は適量であれば健康に利益をもたらしますが、
多すぎると体に悪影響を及ぼす可能性があります。一日の推奨摂取量を超えないようにしましょう。
ということで、今回のお話はここまでとなります。
亜鉛の健康効果について、もっとくわしく知りたい方は、水曜日の動画公開までお待ちください。
50歳からの体質改善専門家 たかだ でした。
それでは、来週の月曜日にまたお会いしましょう。