なぜ、お風呂での事故が増えているのか?【危険なヒートショック】
こんにちは、三軒茶屋で医師や管理栄養士と提携し治療を行う。
こんな国内でも数少ないスタイルで治療を行う『三軒茶屋あおば整体院』で院長をしています、高田です。
このサイトでは、あなたが生涯健康に過ごすための『ヒント』や『アイディア』をお伝えしています。
もうすぐ12月、寒い冬になると『温かいお風呂でゆっくり』そんな方が増えてきます。
お風呂でゆっくり温まることは、身体にも良く健康的なのですが、入浴方法を間違えてしまうと大変なことに。
今回は『お風呂での事故』についてお話していきます。
なぜ、お風呂での事故が増えているのか?

当院に来院される患者さんの多くが、腰痛や肩こりといった慢性的な症状に苦しむ方です。
そんな方へのアドバイスでは『ゆっくりお風呂に浸かりましょう』とお話をするのですが、ちょっと気を付けたいポイントもお伝えしています。
そこで今回は『冬は熱いお風呂に』といったあなたに『なぜ、お風呂での事故が増えているのか?』というテーマでお話していきたいと思います。
今回の『お風呂』について、お伝えしたい内容は2つ
本記事の内容
- お風呂での事故が年々増加している
- ヒートショックと長湯をさける
専門用語などを使わず、出来るだけ分かりやすくお話しするつもりですが、疑問などありましたらお気軽にコメント下さい。
文章が苦手という方は、下のバナー(写真部分)をクリックすると音声で聴くことができます。
そして記事を書いている私は、こんな人物です。
- 臨床経験10年以上
- 約3万人の治療実績
- 年間約3,000人来院の院長
- 三軒茶屋口コミ評価1位整体
- 医師、管理栄養士と提携整体経営
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お風呂での事故が年々増加している

入浴中の事故は年々増え続けています。
消費者庁のデータ
- 入浴中になにかしらアクシデントでの死亡
- ➡年間約1万9000人
- そのうち90%が65歳以上で、とりわけ75歳以上で急増
その原因はどのようなことか分かりますか?
答は『ヒートショック』なのです。
ヒートショックとは?
暖かい部屋から寒い部屋への移動など、温度の急な変化が体に与えるショック
もう少し分かりやすい表現にするとこんなイメージ
冷えた脱衣所で服を脱いで、熱めのお風呂に『ドボン』これにより血圧が急激に変化し身体に負担をかける
また、湯船で寝てしまいそのまま溺死といったケースも多く報告されており、注意が必要です。
では、冬場などの入浴では何に気を付けたらよいでしょう?
ヒートショックと長湯をさける

特に冬場の入浴については、次のような注意や工夫が大切です。
- 脱衣所でヒーターを使う
- 入浴前にお風呂の蓋をあけ、温めておく
- お湯の温度は41℃以下
- 浸かる時間は10分が目安
- ➡42℃以上になると交感神経が優位になり血管が終始駆使血圧が高く
これら以外にも、特に年齢が高めの方は次の点も注意を
- お湯は肩からではなく、みぞおちあたりから
- ➡心臓への負担軽減
- 湯船に浸かるときは半身浴を意識
- ➡水圧による心臓負担の軽減
- 飲酒後の入浴はさける
- ➡脈拍上昇を抑える
ということで、今回は『お風呂』についてでした。
お話したように、お風呂の入り方を工夫することで、あなたは確実に健康に近づくことができます。
人生100年時代と言われるようになり、多くの方が長生きをする時代になりました。
この長寿な時代を楽しく過ごすためには『健康』はとても大切になります。
ぜひ入浴方法を意識しながら生涯健康を目指して頂けたら嬉しいです。