『人間ドック』と『健康診断』の違いを知っていますか?
おはようございます。
体質改善の専門家 たかだ です。
このラジオは
『食事で手に入れる 不調知らずの元気な毎日』というテーマで、
会社員時代に極度のストレスで、うつ症状を経験。
40歳から治療業界に転身し、
現在は院長として活動する私が
自宅にいながら、あなたの好きな時間に
不調を改善するヒントをお届けしています。
さて今日は
『人間ドックと健康診断の違いを知っていますか?』
こんなテーマでお話をしていきます。
みなさんは、毎年の健康チェック、どうされていますか?
「会社の健康診断を受けているから大丈夫」
という方も多いと思いますが、
実は健康診断と人間ドックでは、
かなり内容が異なるんです。
今日は、この2つの違いについて、分かりやすくお話ししていきましょう。
本題に入る前に、お知らせをさせてください。
先日、YouTubeの最新動画を公開しました。
今回のテーマは『腸のカビ』についてです。
病院で処方された薬を飲んでも
ネットで評判の健康法を試しても
まったく改善されない、その不調
もしかしたら腸のカビが原因かもしれません
その理由や仕組みについて動画で解説しています。
概要欄のリンクから、ぜひチェックしてみてください。
こちらの動画も参考になればうれしいです。
では、早速、本題に入っていきましょう
まずは基本的な違いから
健康診断は、主に職場や市区町村で実施される法定検診です。
労働安全衛生法で定められた項目を中心に、
比較的短時間で終わる基本的な検査になります。
一方、人間ドックは、
より広範な検査項目があり、
じっくりと時間をかけて
全身をチェックする
総合的な健康診査なんです。
検査時間と費用の違い
健康診断は通常30分から1時間程度で終わりますが、
人間ドックは半日から1日かかります。
費用面でも大きな違いがあって、
健康診断は会社負担や無料で
受けられることが多いのに対して、
人間ドックは3万円から10万円程度の
自己負担が必要です。
でも、保険組合の補助を
利用できる場合も多いので、
確認してみる価値はありますよ。
検査項目で見る大きな違い
健康診断の基本項目といえば、
身長・体重測定、視力・聴力検査、胸部レントゲン、
血圧測定、血液検査、尿検査といった具合です。
これに対して人間ドックでは、これらに加えて、
胃カメラや大腸カメラ、腹部超音波検査、
頭部MRI、肺機能検査など、
より詳しい検査を受けることができます。
特に気になる点として、
がん検診の範囲が大きく異なります。
健康診断では、一般的に胃がん・肺がんの検診程度ですが、
人間ドックでは各種がん検診をより詳細に行えます。
40代になると気になる生活習慣病のリスクも、
人間ドックならより正確に把握できるんです。
それぞれの特徴と使い分け方
健康診断は、定期的な健康状態の確認や、
職場での労働安全衛生管理として
重要な役割を果たします。
毎年の変化を追跡できる利点があり、
病気の早期発見に役立ちます。
一方、人間ドックは、
より包括的な健康チェックが可能です。年
齢とともに気になる生活習慣病やがんのリスクを、
より詳しく調べることができます。
また、専門医による丁寧な診察や、
結果説明も受けられるのが特徴です。
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どちらを選ぶべき?
結論から言うと、できれば両方受けるのがベストです。
職場の健康診断で定期的なチェックを行いながら、
年に1回は人間ドックで詳しい検査を受ける
という組み合わせが理想的です。
特に40代以降は、健康に気を配るべき大切な時期。
予防医学の観点からも、この組み合わせをお勧めします。
ただし、時間的・経済的な制約もありますよね。
その場合は、まずは毎年の健康診断をしっかり受けることを基本として、
2~3年に1回程度、人間ドックを受診する方法もあります。
また、気になる症状がある場合や、
家族歴でリスクが高い病気がある場合は、
担当医に相談して必要な検査を追加することもできます。
おわりに
40代は、まだまだ元気で健康に自信がある年代かもしれません。
でも、この時期からの健康管理が、
その後の人生を大きく左右することも事実です。
健康診断と人間ドック、それぞれの特徴を理解した上で、
ご自身に合った健康管理方法を選んでいただければと思います。
定期的な健康チェックは、
私たちの健康を守る大切な習慣です。
年齢とともに変化する体のニーズに合わせて、
賢く使い分けていきましょう。
何より、異常の早期発見・早期治療こそが、
健やかな人生を送るための近道なのですから。
ということで、今回のお話はここまでになります。
来週もまた、気になるテーマをお話していきますので
楽しみにしていただけたらうれしいです。
体質改善専門家 たかだ でした。
では、また。