塩分控えめだけでは高血圧予防できない
こんにちは、三軒茶屋あおば整体院の髙田です。
今日の記事は『塩分控えめだけでは高血圧予防できない』という生涯健康についてのお話しです。
塩分控えめだけでは高血圧予防できない
『高血圧の人は塩分摂りすぎを止めさえすればよい』これは間違った常識です。
今日は高血圧について、次の2つのポイントに分けて解説していきます。
本記事の内容
- 塩分を控えれば高血圧にならないか?
- ナトリウムの摂取も大切
そして記事を書いている私は、こんな人物です。
- 臨床経験10年以上
- 約3万人の治療実績
- 年間約3,000人来院の院長
- 三軒茶屋口コミ評価1位整体
- 医師、管理栄養士と提携整体経営
文章が苦手という方は、下のバナー(写真部分)をクリックすると音声で聴くことができます。
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塩分を控えれば高血圧にならないか?
『高血圧にならないように日頃から塩分を控えている』
これは間違いではないのですが、正解でもないです。
なぜなら、高血圧の原因は塩分だけではないから。
実は、人間には塩分の影響を受けやすいタイプと受けにくいタイプの方がいます。
塩分が原因で高血圧になる人
- 腎臓の働きが弱い
- 塩分に影響されやすい遺伝子を持っている
- 溜め込みやすい体質
そして、さらに驚くべき事実
- 高血圧の日本人の90%が、原因不明の高血圧
- その半数が塩分だけの原因で高血圧ではない
どういうことかというと。
減塩しても他の病気や運動不足そして肥満などが原因で高血圧になってしまうこともある。
ですので、塩分さえ控えても高血圧は予防できなのです。
では、高血圧の人は塩分以外で何を注意すればいいのでしょう?
ナトリウム不足で不調になることも
塩分が原因での高血圧ではないのに塩分を控えていると、身体が不調になることがあります。
特に食事で塩分を制限しているのに、大量の汗をかくような運動をしたときは、ナトリウム不足になる可能性もあります。
いわゆる『低ナトリウム血症』といわれる状態です。
この対策としては、極端な減塩ではなくナトリウムと合わせカリウムを摂ること。
意識して食べたいもの
- バナナ
- アボガド
- さつまいも
- ほうれん草
これらに多く含まれます。
高血圧の予防では、減塩だけでなくナトリウムやカリウム。
そして適度な運動などを意識するようにしましょう。
上手に血圧をコントロールして、生涯健康を目指してはいかがでしょうか。
今日は『塩分控えめだけでは高血圧予防できない』こんなお話をさせて頂きました。
あなたの生涯健康のヒントになれば嬉しいです。