老化と諦めている不調は改善できる!頻尿・体力低下・不眠すべて〇〇不足
その症状、年齢のせいではありません
- 体力が段々落ちてきた
- 朝早く目が覚める
- 夜中に何度もトイレで目が覚める
身体のあちこちにこういった不調が出てくると、「もう年だし、ずっとこの調子なのかな」と、不安になってきますよね。
病院に行っても「みなさん、年齢とともにそうなっていきますから」と言われて、諦めていませんか?
大丈夫、安心してください。
身体のあちこちに発生するその不調には、解決策があります。
この記事の内容は、動画でもご覧いただけます。
この記事では、お医者さんでも知っている方の少ない「不調の本当の原因」と、自分で簡単にできる解決策をお伝えしていきます。
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年のせい?その不調の原因は〇〇不足
年齢を重ねたことにより、眠りが浅くなったり、トイレが近くなったり、動くとすぐに疲れてしまったり。
こういった不調が出てくると、「結局、加齢が原因で色々な臓器が老化してしまい、身体にガタがきている」、そんな風に思っている方が多いのではないでしょうか。
本当の原因は「食事」にある
実は、1ヶ月以上続く不調というのは、身体の臓器そのものが原因ではありません。
ましてや、加齢や老化の問題でもないんです。
本当の不調の原因は、食事にあります。
確かに年齢とともに、身体の機能は低下しやすくなります。
だからこそ、若い頃と同じくらい動けるよう、必要な栄養素をしっかりと摂取して、身体の隅々まで届ける必要があるんですね。
私たちの身体は何でできているか
そもそも、人間の身体は約60%が水分でできています。
その水分を取り除いた残りのうち、だいたい半分くらいが「たんぱく質」でできているんです。
つまり私たちの身体は、そのほとんどが水分とたんぱく質でできています。
多くの方が「たんぱく質=筋肉」というイメージをお持ちですが、それはたんぱく質が使われている場所のひとつに過ぎません。
たんぱく質が関わっている場所
たんぱく質が働いているのは、筋肉だけではありません。
- 髪の毛・爪・肌・骨
- ホルモン・唾液
- 消化酵素・アルコール分解酵素
- 血液
これらはすべて、たんぱく質から作られています。
つまり、ホルモン、酵素、そして心(脳)、見た目、これらにはすべてたんぱく質が関わっているんです。
逆に言えば、たんぱく質が不足すると、身体に色々な不調が発生しやすくなる。
これが、今回お伝えしたい最重要ポイントです。
人間の身体がどのようなもので出来ているのか、まずここを押さえておいてください。
この後の話が、ぐっと腑に落ちるようになりますよ。
慢性疲労とたんぱく質の深い関係
さて、先ほどお話した疲れやすい、眠りが浅い、頻尿、こういった症状の原因はたんぱく質不足です。
まずは「慢性疲労」から、その仕組みを一緒に確認していきましょう。
たんぱく質の役割① エネルギーを作る
ふとした時に
「最近、ちょっと動いただけで疲れるようになってきた」
「昔に比べて体力が落ちた」
と感じたことはありませんか?
これ、年齢が原因ではないんです。
私たちの身体は、食べたものからエネルギーを作り出しています。
このエネルギーを作り出す時に欠かせないのが、酵素(こうそ)という物質です。
例えば、お米やパンの炭水化物をエネルギーに変えるには「アミラーゼ」という酵素が必要です。
肉や魚のたんぱく質を分解するには「ペプシン」という酵素が必要になります。
そして、これらの酵素の主成分こそたんぱく質なんですね。
つまり、たんぱく質が足りない状態では十分な酵素が作れず、せっかく身体に良い食事をしても、そこからエネルギーをうまく取り出せなくなってしまいます。
「何をしても疲れる」「グッスリ寝たはずなのに、朝起きても体がだるい」
その症状の正体がこれです。
体質改善のサポートをしている方の血液検査データを確認すると、「食事はかなり気をつけているのに全然症状が良くならない」という方のほぼ100%で、たんぱく質が足りていません。
せっかく身体に良いものを食べても、酵素が作れていないので、栄養を身体に取り込めていないんですね。
あなたの身体のたんぱく質、足りていそうですか?
たんぱく質の役割② 血液で栄養と酸素を運ぶ
たんぱく質は、ヘモグロビンと呼ばれる血液中のとても重要な成分の材料でもあります。
ヘモグロビンは、肺から取り込んだ酸素を体のすみずみまで運ぶ働きをしています。
血液検査で「ちょっと貧血気味ですね」と言われたことがある方、特に女性の方に多いのですが
その貧血の原因のひとつがたんぱく質不足です。
たんぱく質が足りないとヘモグロビンが十分に作れず、体の細胞に届く酸素や栄養素の量が極端に減ってしまいます。
ちょっと動いただけで息切れがしたり、階段を上るだけでヘトヘトになる、という症状で悩んでいるなら、たんぱく質を意識してみてください。
また、数年前に外出が制限された時期がありましたよね。
あの頃から肺の機能が低下している方が急増していて、そこにたんぱく質不足によるヘモグロビン減少が加わると、体はさらに酸素不足に陥り、慢性的な疲労感が強くなります。
あまり語られることのないポイントですが、ぜひ知っておいてください。
たんぱく質の役割③ 筋肉を作り続ける
あなたもご存じの通り、たんぱく質は筋肉の主成分です。
人間の身体は、激しい運動をしていなくても、常に古い筋肉を壊して新しい筋肉を作り出しています。
この「壊して作る」サイクルを正常に保つためにも、たんぱく質の存在は欠かせません。
しかし、たんぱく質が不足すると、古い筋肉は分解されても新しい筋肉が十分に作られず、知らず知らずのうちに筋肉量が減少していきます。
筋肉が段々と減ってくると……
- 立ち上がる時にふらついてしまう
- 少し歩いただけで足がガクガクしてしまう
- 瓶やペットボトルの蓋があけづらくなる
この状態を医学的には「サルコペニア」と呼びます。
厚生労働省の調査によると、80代以上の男性の約32%、女性では約48%がサルコペニアです。
2人に1人という、驚くようなデータもあるんですね。
年のせいだから仕方ないと諦めていたその症状も、実はたんぱく質不足が大きく関わっているかもしれません。
夜に目が覚める原因「たんぱく質不足」
夜中に何度も目が覚めてしまう、朝までぐっすり眠れない、そんな睡眠の悩みの裏にも、実はたんぱく質不足が隠れています。
「たんぱく質不足で眠りの質が低下する」なんて、聞いたことがないという方がほとんどではないでしょうか。
メラトニンが作られる仕組み
あなたの身体にはメラトニンというホルモンがあります。
別名「睡眠ホルモン」とも呼ばれ、夜になると自然に分泌が増えて、眠くなる仕組みを作っています。
このメラトニンが作られるためには、まずセロトニン(別名「幸せホルモン」)という物質が必要です。
そして、このセロトニンを作るために絶対に必要なのが、トリプトファンというアミノ酸なんです。
少し複雑に感じた方は、「しっかり眠るためにはトリプトファンが必要」、これくらいのイメージで大丈夫です。
トリプトファンはたんぱく質に含まれている
このトリプトファンは、あなたの身体の中では作ることができません。
食事から摂る必要があるんです。
では、どんな食べ物に多く含まれているのか?
そう、肉・魚・卵・大豆製品などのたんぱく質に含まれているんです。
つまり、たんぱく質が不足するとトリプトファンも不足してしまい、幸せホルモンのセロトニンも作れず、当然ながら睡眠ホルモンのメラトニンも十分に作られません。
こうなってしまうと、夜ベッドに入ってもなかなか寝つけなかったり、夜中に何度も目が覚めたりする症状に悩み続けることになってしまいます。
血糖値の乱れが夜中の目覚めを引き起こす
さらに、たんぱく質は血糖値を安定させる働きもしています。
たんぱく質が不足すると、夜寝ている間に血糖値が急に下がってしまうことがあるんです。
血糖値が急激に下がると、身体は「このままじゃマズイ」と判断して、アドレナリンというホルモンを大量に分泌します。
このアドレナリンは身体を興奮状態にするので、眠っているはずなのに夜中に目が覚めてしまうんですね。
また、たんぱく質は脳の神経伝達物質を作る役割もあります。
神経伝達物質は睡眠のリズムをコントロールするのにも重要なので、たんぱく質が足りないとこれらのバランスが崩れ、眠りのサイクルが乱れてしまいます。
年齢とともにたんぱく質吸収力は落ちていく
年齢を重ねてくると、たんぱく質を吸収する力が自然と低下してきます。
食べ物を消化する力も若い頃と比べるとかなり弱くなり、食べる量も少なくなって、噛む力まで弱くなってきます。
だからこそ、「消化する力が落ちている状態でプロテインを大量に飲んでも逆効果」というのは、ぜひ覚えておいてほしいポイントです。
消化が追いつかず、胃や腸に負担をかけてしまい、たんぱく質を摂取しても症状が全然よくならない、こんな状態になってしまうことがあります。
たんぱく質は「1日体重×1g」などとよく言われますが、年齢を重ねて消化能力が低下している方の場合、この量が多すぎることもあるんです。
あなた自身の消化する力がどの状態にあるか、ここを確認することがとても大切です。
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誰でも簡単!たんぱく質不足の確認法
あなたの身体のたんぱく質不足は、健康診断の血液検査データを見るだけで、誰でも簡単に確認できます。
健康診断の結果を手元に準備しながら、一緒に確認してみましょう。
確認する項目① AST(GOT)とALT(GPT)
まず見て欲しい項目は2つです。
- AST(GOTと書いてある場合もあります)
- ALT(GPTと書いてある場合もあります)
この2つの項目は肝臓の状態を確認する時にも使われますが、実は、たんぱく質(トランスアミナーゼという酵素)でもあるんです。
健康診断では数値が高いと「異常」と言われますが、逆に数値が低くて異常と言われたことはありますか?
おそらく、ほとんどの方が経験したことがないと思います。
ここがポイントです。
- 数値が40を超える場合 → 肝機能が低下している可能性が高い
- 数値が15以下(人によっては一桁)の場合 → たんぱく質不足の可能性が非常に高い
お医者さんでもこのことを知らない先生が多いのが現状です。
だからこそ、ご自身でしっかり確認しておいてください。
確認する項目② BUN(尿素窒素)
さらに、BUN(尿素窒素)という項目も確認してみましょう。
腎臓の機能や脱水の指標として使われますが、この項目もたんぱく質の状態を知る手がかりになります。
- BUNが20〜25を超える場合 → 腎臓への注意が必要
- BUNが一桁程度の場合 → たんぱく質が不足している可能性が非常に高い
見落としがちなビタミンB6の不足
ASTやALTが低い方は、たんぱく質不足だけでなくビタミンB6も不足している可能性があります。
ビタミンBにはいくつかの種類があり、それぞれ役割が違います。
- ビタミンB1 → 糖質の代謝を助ける
- ビタミンB2 → 脂質(油)の代謝を助ける
- ビタミンB6 → たんぱく質の代謝を助ける
たんぱく質とビタミンB6が同時に不足すると、身体の代謝がうまく回らなくなります。
他の栄養素をどれだけ意識しても、症状が改善しづらい状態になってしまうんですね。
健康診断の血液検査データは、あなたの食生活改善の大切なヒントになります。
ぜひ、数字を一度じっくり見直してみてください。
まとめ
今回は「年のせいだと思っていた不調が、実はたんぱく質不足だった」というテーマでお伝えしました。
要点を整理すると、以下の通りです。
- 1ヶ月以上続く不調の本当の原因は、食事(たんぱく質不足)にある
- たんぱく質不足は慢性疲労・睡眠障害・頻尿などを引き起こす
- エネルギー産生・酸素運搬・筋肉維持のすべてにたんぱく質が必要
- 睡眠ホルモン(メラトニン)の原料も、たんぱく質から始まる
- 消化力が落ちている状態でのプロテイン過剰摂取は逆効果になることがある
- 健康診断のAST・ALT・BUNの数値が低い場合、たんぱく質不足のサインかもしれない
- ビタミンB6の不足も、たんぱく質不足と同時に起きやすい
健康のために食べ物を工夫している方はとても多いです。
でも、効果が感じられずやめてしまう方も、これまでたくさん見てきました。
健康に良いと言われる食べ物には、必ず正しい摂取方法があります。
そして、身体の状態によっては、食事の前に優先すべきことがある。
そういった方がほとんどです。
まずは健康診断の数値を見直すところから、始めてみてください。
薬に頼らず、食事と生活習慣で体を整えるヒントを毎週水曜日の18:30に動画で配信しています。
気になる方は、チャンネルをのぞいてみてください。
▼ YouTubeチャンネルはこちら
https://www.youtube.com/@ktakada/videos
筆者プロフィール
【栄養の先生たかだ】
分子栄養学・カイロプラクティックを軸に、15年で5万人以上の不調と向き合ってきました。
20〜30代の会社員時代、慢性疲労と不眠で何年も苦しみ、病院で「異常なし」と言われ、薬も効かない。
そんなどん底の私を救ってくれたのが、『食事の力』でした。
食事を変えれば、60代・70代からでも「身体は必ず変わります」。
そして「年齢を重ねるのが楽しく」なります。
難しい専門用語は一切なし。
本物の体質改善をお届けします。
【免責事項】
本記事に掲載されている情報は、一般的な健康・栄養に関する見解に基づき作成されたものであり、医学的な診断や治療を代用するものではありません。
効果や感じ方には個人差があります。
持病のある方、通院中の方、アレルギーをお持ちの方、または特定の食品の摂取制限がある方は、実践する前に必ずかかりつけの医師や専門家にご相談ください。
万が一、本記事の情報を利用したことにより何らかの体調不良や損害が生じた場合でも、当方は一切の責任を負いかねますので、実践はご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。
【資格・専門性・実績】
- 野口式分子栄養学認定アドバイザー
- JACM認定カイロプラクター
- 沼津あおば整体院 院長/株式会社サードプレイス 代表
- Kindle書籍 複数出版
- 2026年5月 健康雑誌「安心」(株式会社ブティック社)掲載
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ご質問やご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。