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【50代女性】その不調、更年期じゃなく甲状腺の異常かも

食事

「甲状腺の異常」が引き起こす本当の不調とは
最近、こんな症状で悩んでいませんか?

  • 急に記憶力が落ちてきた。
  • 便秘の症状がだんだんひどくなってきた。
  • 寝ても疲れが取れないし、やる気も出ない。

「まぁ、年だから仕方ないよね」と思っているとしたら、それ、かなり危険かもしれません。

実は、この症状。。。

年齢のせいではなく、甲状腺の異常が原因のこともあるんです。

しかも、50代・60代の女性のうち、10人に1人の確率で甲状腺の異常があるというデータもあるほど、実はとても身近な不調なんです。

この記事の内容は、動画でもご覧いただけます。

この記事では、50代の女性にとって甲状腺がなぜ大切なのか、甲状腺が異常になることで起こる症状や病気、その見分け方と予防法まで、順番に解説していきます。

甲状腺は元気を支える大切な臓器

まずお伝えしたいのは、「甲状腺」という臓器が、50代のあなたにとって、とても大切だということ。

甲状腺という名前は、聞いたことがあっても、身体のどこにあるか、ご存じでしょうか?

場所は、のどぼとけのすぐ下。蝶が羽を広げたような形をしています。

大きさは4〜5cmほどで、身体の外から触ることはできません。

そんな地味で小さな臓器なのですが、実は、あなたの身体を元気にするために、とても大切な2つの働きをしているんです。

1つ目は、心臓や肝臓といった、50歳以降に機能が低下しやすい臓器を元気にする、「甲状腺ホルモン」を作るという働き。

つまり、甲状腺に異常があると、甲状腺ホルモンがうまく分泌されず、心臓や肝臓など、大きな病気に関わる臓器の働きが低下してしまうということです。

少し怖い話に聞こえるかもしれませんね。
でも、安心してください。

甲状腺ホルモンを体内で作りやすくする食べ物については、この後の章で詳しくお伝えします。

2つ目の働きは、臓器だけでなく、あらゆる細胞を活発にすること。

「細胞が元気になるなら嬉しい」と思いますよね。

ところが、元気になりすぎてしまうと、それはそれで困った症状が出てきます。

動悸がしたり、急に汗が止まらなくなったり、暑がりになったりといった症状です。

こうした症状は、特に女性に多く見られます。

病院を受診すると「更年期障害」と診断されることもあるのですが、実は、甲状腺の異常が原因で、深刻な病気に発展しているケースも少なくありません。

ここが、とても重要なポイントです。

更年期障害と、甲状腺の異常による病気。

この2つは、治療法がまったく違います。

だからこそ、しっかり見分けられないと、間違った治療を続けてしまい、いつまでも症状が改善しない、という事態になりかねないんです。

そこで次の章では、甲状腺の働きが低下すると、どんな症状が現れるのかを見ていきましょう。

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甲状腺異常で起こる症状とは

甲状腺ホルモンは、あなたの臓器や細胞を元気にするホルモンです。

そのため、機能が低下してホルモンが分泌されなくなると、こんな症状が出てきます。

  • やる気が起きない
  • 寝ても寝ても疲れが取れない
  • 休日はずっと寝て過ごしてしまう

これ、なんだか「うつ病」の症状と似ていませんか?

そうなんです。
甲状腺の異常は、メンタルの不調とよく似た症状を引き起こすことがあります。

これが怖いのは、本当は甲状腺が原因の不調なのに、うつ病と診断されて、薬による治療を続けてしまうケースがあることです。

実際、こうしたケースは、私自身、これまで数多く見てきました。

話を症状に戻しますね。

甲状腺ホルモンが分泌されないと、代謝の機能も低下するため、太りやすくなります。

さらに胃腸の働きとも関係が深いため、

  • むくみ
  • 冷え
  • 便秘

といった症状も出やすくなります。

こうして並べてみると、気づくことがありませんか?

そう、これらの症状は、「年齢のせいかも……」と思ってしまいがちなものばかりなんです。

あなたが「もう年だから」と軽く見ていた症状が、実は甲状腺の異常によるものだった。そんな可能性もあるということです。

そして、その甲状腺の異常を放置しておくと、かなり深刻な病気につながることもあります。

次は、どんな病気があるのか、そしてその見分け方についてお話しします。

甲状腺異常の病気と見分け方

ここからは、病気について解説していきますが、まず知っておいてほしいデータがあります。

甲状腺の機能が低下する病気の多くは、「橋本病」や「バセドウ病」と呼ばれています。

そして、これらの病気は、成人女性の10人に1人が発症するとされているんです。

10人に1人という数字、かなり多いと感じませんか?

先ほどの症状と合わせて考えると、甲状腺ホルモンが、私たちの年齢や生活にとっていかに大切かがわかりますよね。

では、バセドウ病や橋本病かどうかを見分ける方法をご紹介します。

バセドウ病や橋本病では、甲状腺が腫れることがあります。

腫れると、喉仏の周りが大きくなり、外から触れたり、痛みが出たりすることもあります。

甲状腺が広い範囲にわたって腫れ上がり、ゴムのような弾力のある腫れ方をしている場合は、バセドウ病の可能性が高いとされています。

一方、橋本病の場合は、喉仏の下あたりが全体的に腫れ、表面が硬くゴツゴツした腫れ方になる傾向があります。

腫れ方の違いで、ある程度の見分けがつくということですね。

このほかに、甲状腺の病気で多いのが「がん」です。

甲状腺がんは、見た目では腫れませんが、大きくなると、自分で首を触ったときに、硬くゴツゴツしたしこりを感じることがあります。

甲状腺は通常触れない臓器なので、もし違和感や感触があれば、すぐに病院を受診してください。

病院でエコーや、組織の一部を調べる検査を行うと、だいたい9割ほどは良性か悪性かがはっきりします。

ただし、先ほどもお伝えした通り、甲状腺の病気は、更年期障害やうつ病と間違われることも多いです。

大きなしこりがある場合や、これまでの診断に不安がある場合は、甲状腺を専門にしている病院での受診も検討してみてはいかがでしょうか。

ここまで、甲状腺の異常による症状や病気についてお話ししてきました。

大きな病気の可能性がある場合は、早めの受診をおすすめしますが、しこりや腫れがなくても、気になる症状がある方もいるはずです。

そんなあなたのために、ここからは、甲状腺の病気を予防する方法を3つご紹介します。

甲状腺の病気を予防する3つの方法

まず1つ目に気をつけたいのが「タバコ」です。

これは医学的なデータでもはっきり示されている事実なのですが、喫煙の習慣がある人は、甲状腺の病気にかかりやすいとされています。

バセドウ病の場合、眼球が飛び出す傾向があることもわかっています。

もしあなたがタバコを吸っているなら、簡単なことではないかもしれませんが、この機会に禁煙にチャレンジしてみませんか?

余談ですが、私もサラリーマン時代は1日1箱以上タバコを吸っていました。治療家の道を目指したとき、頑張って禁煙しました。

続いて2つ目に気をつけたいのが「ストレス」です。

これは甲状腺の異常に限らず、あらゆる病気に共通することですが、やはりストレスは病気の大きな原因になります。

50歳を過ぎたころは、本当にストレスが多くなる時期です。

仕事のこと、お子さんの進学や就職、ご両親の介護、老後の不安など。

現在54歳の私自身も、次から次へと心配のタネが尽きません。

そして、このストレスが身体にどれだけダメージを与えているか、自分では冷静に判断しづらいものです。

「これくらいなら大丈夫」と、つい思ってしまいがちでもあります。

ストレスが身体に溜まってくると、免疫力が低下し、病気にもなりやすくなります。

だからこそ、できる範囲でいいので、ストレスを解消していきましょう。

運動をする、好きな音楽を聴く、趣味を楽しむなど、意識的にリラックスする時間を持つことが大切です。

ここまで2つの予防法をお伝えしましたが、タバコもストレスも、すぐには取り組みにくいものかもしれません。

そこで最後は、今日からすぐに実践できる予防法をご紹介します。

3つ目は、食事です。

具体的には、「ヨウ素を含む食品」の摂りすぎに気をつけてください。

「ヨウ素って聞いたことはあるけど、何を控えればいいの?」と思いますよね。

答えは、海藻類です。

海藻類は、食べ過ぎると甲状腺の機能を低下させてしまうことがあるため、量は控えめにしましょう。

反対に、甲状腺に良いとされているのが、マグロやイワシなどに含まれる「セレン」という成分です。

セレンは、甲状腺ホルモンの代謝に必要な栄養素のひとつ。

普段からバランスの良い食事ができているなら問題ありませんが、食事が乱れがちな方は、意識して取り入れてみてください。

食事の見直しは、タバコやストレス解消よりも取り組みやすいはずです。

まずは、食事の改善から始めてみませんか?

そして、この食事療法について、もうひとつ大切な注意点があります。

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ヨウ素は摂りすぎ注意

先ほど食事の話をしましたが、YouTubeやネットの情報を見ていると、「甲状腺ホルモンを作るにはヨウ素が必要だから、昆布やひじき、わかめを食べましょう」

このように言われることがあります。

でも、この情報は半分正解で、半分は不正解なんです。

なぜなら、ヨウ素は摂れば摂るほど身体に良いというわけではないから。

反対にヨウ素を摂りすぎてしまうと、身体は「もうこれ以上ホルモンを作れない」と判断し、甲状腺ホルモンを作らなくなってしまいます。

その結果、甲状腺ホルモンを多く作ろうとして毎日のように海藻類を食べれば食べるほど、かえって甲状腺の機能を低下させてしまうことがあるんです。

ほどほどに食べる分には問題ありませんが、「食べすぎると、甲状腺の機能が低下することがある」ここだけは、ぜひ覚えておいてくださいね。

まとめ

最後に、今日お伝えした内容を整理します。

  • 甲状腺は、心臓や肝臓を元気にするホルモンを作る大切な臓器
  • 機能が低下すると、うつ病や更年期障害と似た症状が出ることがある
  • 橋本病やバセドウ病は、成人女性の10人に1人が発症するとされる
  • 腫れ方の違いで、バセドウ病と橋本病はある程度見分けられる
  • 予防のポイントは「禁煙」「ストレス解消」「食事の見直し」
  • 海藻類の摂りすぎには注意が必要

「年のせいかも」と思っていた不調が、実は甲状腺のサインだったということもあります。

気になる症状がある方は、一度、専門の病院を受診してみてはいかがでしょうか。

薬に頼らず、食事と生活習慣で体を整えるヒントを毎週水曜日の18:30に動画で配信しています。
気になる方は、チャンネルをのぞいてみてください。

▼ YouTubeチャンネルはこちら

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筆者プロフィール

【栄養の先生たかだ】

分子栄養学・カイロプラクティックを軸に、15年で5万人以上の不調と向き合ってきました。
20〜30代の会社員時代、慢性疲労と不眠で何年も苦しみ、病院で「異常なし」と言われ、薬も効かない。
そんなどん底の私を救ってくれたのが、『食事の力』でした。

食事を変えれば、60代・70代からでも「身体は必ず変わります」。
そして「年齢を重ねるのが楽しく」なります。

難しい専門用語は一切なし。
本物の体質改善をお届けします。

【免責事項】

本記事に掲載されている情報は、一般的な健康・栄養に関する見解に基づき作成されたものであり、医学的な診断や治療を代用するものではありません。
効果や感じ方には個人差があります。

持病のある方、通院中の方、アレルギーをお持ちの方、または特定の食品の摂取制限がある方は、実践する前に必ずかかりつけの医師や専門家にご相談ください。

万が一、本記事の情報を利用したことにより何らかの体調不良や損害が生じた場合でも、当方は一切の責任を負いかねますので、実践はご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。

【資格・専門性・実績】

  • 野口式分子栄養学認定アドバイザー
  • JACM認定カイロプラクター
  • 沼津あおば整体院 院長/株式会社サードプレイス 代表
  • Kindle書籍 複数出版
  • 2026年5月 健康雑誌「安心」(株式会社ブティック社)掲載

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ご質問やご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。