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認知症の前兆『MCI』の意外なサインと今日からできる認知症の予防法

食事

「まだまだ私は大丈夫」
そう思っていませんか?

でも、認知症の一歩手前の状態は実はとても気づきにくいもの。
あなた自身、そしてご家族が今まさにその状態かもしれません。

この記事の内容は、動画でもご覧いただけます。

この記事では、認知症の一歩手前の状態と、見逃してはいけない危険サイン、そして今日から実践できる予防法について解説します。

認知症一歩手前の状態とは?

認知症知らずで100歳まで元気に過ごす。

夢みたいな話に聞こえるかもしれませんが、実はこれ、実現できるかもしれないんです。

認知症は、一度発症してしまうと治すことがとても難しい病気。

そんなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

実は私の父も今、認知症を患っていて、母のサポートなしでは生活できない状態です。

両親のそんな姿を見ているからこそ、あなたにも認知症知らずの身体を一緒に目指してほしいんです。

では、どうすればいいのか。

それは、認知症の一歩手前の状態に早めに気づき、予防していくこと。

この一歩手前の状態は、医学的には軽度認知障害と呼ばれ、頭文字をとってMCIと呼ばれたりします。

この段階でしっかりと対策を行えば、なんと28%もの人が元の健康な状態に戻れる、そんなデータがあるんです。

認知症は予防できる。

そう感じてもらえたら、とても嬉しいです。

そしてこの一歩手前の状態になると、あなたの身体は必ずSOSのサインを出してきます。

このサインを見逃さず、早めの対策を一緒にしていきましょう。

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知らないと後悔する危険サインとは?

ここでは、認知症一歩手前になると出てくるサインについてお話しします。

最初に結論からお伝えすると、次の5つです。

  • 道に迷いやすくなる
  • 冷蔵庫の中が乱れてくる
  • 料理の味が変わる
  • 約束を忘れてしまう
  • 同じ事を何度も話す

このうちどれか1つ、人によっては2つや3つが、少しずつ発生してきます。

① 道に迷いやすくなる

このサインは、私の父にも出ていたものでした。

見て見ぬふりをしてしまい、今、父は認知症に苦しんでいます。

年齢とともに物忘れが増えるのは自然なことです。

でも、頻繁に道に迷うようになったなら、それは認知機能低下のサインかもしれません。

私たちの脳には、今どこにいるかを把握し目的地まで移動する「ナビ機能」が備わっています。

この機能は、脳の海馬(かいば)と深く関係しているんです。

海馬の機能が衰えると、いつもの道なのに「あれ?ここはどこだっけ?」と迷いやすくなります。

特に、日常のルートで迷ってしまう場合は要注意。

初めての場所とは違い、脳の認知機能がかなり低下している可能性があります。

この症状は医学的に「見当識障害」と呼ばれます。

時間や場所、人との関係を認識する力が低下する状態のことです。

うっかりミスとは違い、何かきっかけがあっても思い出せないのが特徴。

早い段階で、後述する予防法を実践するようにしてください。

② 冷蔵庫の中が乱れてくる

「え、そんなことも関係あるの?」

そう思うかもしれませんが、これもかなり危険なサインなんです。

ポイントは、嗅覚の低下。

年齢を重ねると、五感の鋭さがだんだんと失われていきます。

視力や聴力の変化は気づきやすいのですが、見落とされがちなのが嗅覚です。

実は、認知症の初期段階で最も早く影響を受ける感覚が嗅覚なんです。

匂いを感じる仕組みは、鼻の奥のセンサーが匂い成分をキャッチし、脳の「嗅内皮質」という部分に信号が伝えられて認識されます。

この嗅内皮質は、海馬のすぐそばにあり、軽度認知障害の段階では海馬より先にダメージを受けることが多いと言われています。

嗅内皮質が衰え、匂いに気づかなくなると、腐った野菜や果物が冷蔵庫に残りっぱなしになる方が非常に多いんです。

また、同じものを何度も買ってしまうケースも増えてきます。

冷蔵庫の中が同じものだらけ、家族から変な臭いを指摘される。

そんな時は、嗅覚の衰えによる認知機能低下のサインかもしれません。

洗濯や生ゴミの片付けを忘れがちになることもあります。

あなたの嗅覚は、大丈夫そうですか?

③ 料理の味が変わる

「なんか最近、味付け変えた?」

そう言われたら、認知機能低下のサインかもしれません。

料理は、味つけのバランスを考えたり複数の作業を同時に進めたり、意外と頭を使う作業なんです。

認知機能の低下には大きく分けて、脳の機能そのものが衰える「中核症状」と、その影響で生活に支障が出る「周辺症状」の2種類があります。

軽度認知障害の段階では中核症状が出やすく、料理の味付けの変化もその一例です。

これは医学的に「遂行機能障害」と呼ばれ、物事を計画的に進めたり行動したりすることが困難になる症状を指します。

味付けが変わったら、軽度認知障害の危険サインかもしれない。

そう覚えておいてください。

④ 約束を忘れてしまう

年齢とともに、誰でも物忘れは増えていきます。

私自身も、年々物忘れの数が増え続けています。

でも「ど忘れ」と呼ばれる物忘れと、大事なことを丸ごと忘れてしまうのはまったく別物なんです。

少し考えれば思い出せるのが、普通の物忘れ。

一方、約束をしたこと自体を覚えていない場合は、医学的に「近時記憶障害」と呼ばれる症状です。

最近の出来事や体験を記憶する力が低下し、頭の中からごっそり抜け落ちてしまいます。

「さっき同じことを言ってたよ」

そんな指摘が増えてきたら要注意。

記憶の変化は、あなた自身よりも周囲の人が先に気づくケースが多いです。

周囲の声にも、耳を傾けてみてください。

⑤ 同じ事を何度も話す

体質改善のサポートをしていると、こんなご相談をよく頂きます。

「父がさっき聞いたことをまたすぐ聞いてきて、イライラしてしまう」

これこそ、軽度認知障害の典型的な症状なんです。

大きな特徴として、短期記憶が失われやすいことがあります。

短期記憶は、ついさっきの出来事や会話を覚えておく力のこと。

この記憶がうまく働かなくなるからこそ、同じ事を何度も話してしまうんですね。

「それ、さっきも話してたよ」

そんな指摘が増えていませんか?

ここまで5つのサインを紹介してきましたが、1つも当てはまらなかった方は素晴らしいですね。

いくつか当てはまった方も安心してください。

軽度認知障害の状態だったとしても、しっかりと対策を行えば28%もの人が元の健康な状態に戻れるというデータがあります。

早めの対処で、元の状態に戻ることができるのです。

では、具体的にどのようなことをしていけばいいのか、次で解説します。

元気な身体を取り戻す認知症の予防法

これまでの臨床経験、そして父の状況を見て感じた、強くおすすめしたい予防法を4つ紹介します。

① 食事を見直す

脳の健康を維持するためには、バランスの取れた食事がとても大切です。

肥満はアルツハイマー型認知症のリスクを高めるので、カロリーの摂りすぎには注意しましょう。

また、青魚やコーヒーなどは、認知症の原因となるアミロイドβという、物質の蓄積を防ぐ効果があると言われています。

② 散歩をする

医学的には、適度な有酸素運動と表現されますが、大股で大きく歩くことを意識すると全身の血流がよくなります。

脳への血流も改善されるので、認知症予防につながるんです。

③ あやとりをする

意外に思われるかもしれませんが、実はあやとりも効果的です。

指先を動かしながら頭でも考える。

これが、脳への良い刺激になるんですね。

あやとりは基本的に2人で行うもの。

誰かと会話しながら楽しく遊ぶ、このコミュニケーションも認知症にかなり効果がある予防法なんです。

趣味のサークルやボランティアなど、社交的な活動に参加することも脳の活性化につながりますので、積極的に参加してみてください。

④ 病院を上手に活用する

認知症は進行性の病気なので、治療が遅れると病気が一気に進行してしまうケースも少なくありません。

早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けることも大切な予防法です。

「ちょっと当てはまるかも」

そう感じた方は、一度病院を受診してみるのもいいでしょう。

病院には、認知症の対応を専門的に行ってくれる「物忘れ外来」というものがあります。

気になる方は、お近くの医療機関で相談してみてください。

まとめ

  • 認知症の一歩手前の状態は「軽度認知障害(MCI)」と呼ばれ、早期対策で28%が回復する
  • 危険サインは「道に迷う」「冷蔵庫の乱れ」「料理の味の変化」「約束を忘れる」「同じ話を繰り返す」の5つ
  • 嗅覚の衰えは認知症の初期に現れやすい重要なサイン
  • 予防には「食事」「散歩」「あやとり」「病院の活用」が効果的

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筆者プロフィール

【栄養の先生たかだ】

分子栄養学・カイロプラクティックを軸に、15年で5万人以上の不調と向き合ってきました。
20〜30代の会社員時代、慢性疲労と不眠で何年も苦しみ、病院で「異常なし」と言われ、薬も効かない。
そんなどん底の私を救ってくれたのが、『食事の力』でした。

食事を変えれば、60代・70代からでも「身体は必ず変わります」。
そして「年齢を重ねるのが楽しく」なります。

難しい専門用語は一切なし。
本物の体質改善をお届けします。

【免責事項】

本記事に掲載されている情報は、一般的な健康・栄養に関する見解に基づき作成されたものであり、医学的な診断や治療を代用するものではありません。
効果や感じ方には個人差があります。

持病のある方、通院中の方、アレルギーをお持ちの方、または特定の食品の摂取制限がある方は、実践する前に必ずかかりつけの医師や専門家にご相談ください。

万が一、本記事の情報を利用したことにより何らかの体調不良や損害が生じた場合でも、当方は一切の責任を負いかねますので、実践はご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。

【資格・専門性・実績】

  • 野口式分子栄養学認定アドバイザー
  • JACM認定カイロプラクター
  • 沼津あおば整体院 院長/株式会社サードプレイス 代表
  • Kindle書籍 複数出版
  • 2026年5月 健康雑誌「安心」(株式会社ブティック社)掲載

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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