実は逆効果?カルシウムの摂り方と3つの添加物で血管が石になる理由
骨を守りたくて、毎日カルシウムを頑張って摂っている。
そんなあなたの努力が、実は血管を傷つけているかもしれません。
「ちょっと転んだだけで骨折」
「そのまま寝たきりに」
そんな未来を避けたくて、サプリを飲み続けている方も多いですよね。
でも、カルシウムの摂り方を間違えると、血管が石のようにガチガチになって、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高くなってしまうんです。
せっかくの努力が逆効果になっているとしたら、悲しすぎますよね。
でも大丈夫、安心してください。
この記事の内容は、動画でもご覧いただけます。
この記事では、血管が石になるカルシウムの摂り方・血管をガチガチにする3つの添加物・そして50歳以上に多いマグネシウム不足の仕組みまで、血管を若返らせる答えをまるごとお届けします。
血管が石になる?カルシウムの摂り方
いきなりですが、クイズです。
カルシウム関連の健康食品やサプリメントが、60代以上の方だけで年間どれくらい売れていると思いますか?
- 200億円
- 400億円
- 800億円
正解は、なんと3番の800億円。
ものすごい金額ですよね。
それだけ多くの方が「骨を強くしたい」「寝たきりになりたくない」と真剣に悩み、頑張って対策されている証拠だと思います。
サプリ、本当に必要ですか?
健康相談で食事のアドバイスをしていると、
「できるだけカルシウムを摂るようにしているけど、それだけじゃ足りない気がして、サプリも飲んでいます」
そんな方が、本当に多いんです。
でも私は、ほとんどの方にこんなお話をします。
「いったん、そのサプリをお休みしてみませんか?」
なぜだと思いますか?
厚生労働省のデータによると、60代以上の1日のカルシウム推奨量は男性が700mg、女性が650mgです。
対して、日本人が食事から摂取しているカルシウムの平均は約500mg。
そうなんです。1日に足りない量って、150〜200mgだけ!
これは、牛乳ならコップ半分、小松菜ならお皿1杯分くらいで済む量なんですよ。
サプリで血管が石になるメカニズム
そんな身体の状態で、市販のサプリメントを正しく規定量で飲んでしまうと、それだけで300mg、多いものだと500mgものカルシウムが体内に入ってしまう。
おわかりですよね?
骨のために!と思ったサプリで、カルシウムが増えすぎてしまうんです。
実は、食事から摂るカルシウムってお腹の中でゆっくり、時間をかけて吸収されていきます。
ところが、サプリメントで大量のカルシウムを摂ると、一時的に血液の中へカルシウムが一気に流れ込んでしまうんです。
すると、血液中のカルシウムがあふれて身体では処理しきれなくなります。
そのあふれたカルシウムが、血管の壁に少しずつこびりついてしまう。
これを医学用語で「血管の石灰化」と呼んでいます。
骨のために飲んでいたサプリが、血管を石のようにガチガチに硬くしてしまう
しかも、そのまま過ごしていると動脈硬化や心筋梗塞など、重大な病気のリスクが高くなってしまうんです。
食事から摂るカルシウムは、なぜ安全なのか
でも大丈夫、安心してください。
いったんサプリをお休みして、牛乳・ヨーグルト・豆腐・小魚といったカルシウムが豊富な食品から摂る。
これだけで、血管をガチガチにせずに骨を強くすることができます。
食べ物から摂ったカルシウムは、タンパク質や脂質など他の栄養素と一緒に時間をかけてゆっくり吸収されるんです。
だから、血管への負担がまったく違う。
しかも、食事からしっかり摂れている人は石灰化のリスクが低い傾向にある、というデータまであるんですよ。
「食事だけじゃ足りないかもしれない」「寝たきりだけは絶対に嫌」
その気持ちは本当によく分かります。
でも、骨と血管の両方を守る答えは「一度にまとめて」ではなく、「小分けにして、食事から」
これが体質改善の正解なんです。
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血管がガチガチになる3つの添加物
添加物を無意識に口にしている、なんて言われるとちょっとドキッとなりますよね。
でも大丈夫です。これからお話しする内容を知るだけで、あなたの血管は若さを取り戻します。
毎日ウォーキングを頑張って、野菜もしっかり食べている
それなのに、ある日突然心筋梗塞や脳梗塞で倒れ、救急車で病院に……
そんな方があとを絶ちません。
だからこそ、誰でも簡単にできる添加物の見分け方をお伝えします。
添加物を見分けると聞くと難しそう、と感じる方も多いのですが、実はたった30秒でできる方法があるんです。
それは、商品の成分表を見て「3つの言葉」が書かれていないかを確認すること。
この確認をするだけで、5年後・10年後の身体は確実に変わります。
特に3つ目の言葉には要注意なポイントも隠れているので、メモの準備をしておいてくださいね。
① リン酸塩
まず1つ目に確認したい言葉が、リン酸塩です。
ハム・ソーセージ・ベーコンなどの成分表を見ると、この言葉が書いてあるはずです。
リン酸塩が身体に入ると何が起きるのか。
血液の中にあるカルシウムと磁石のようにガチッと強力に結びついてしまうんです。
そして、行き場を失ったカルシウムが血管の壁にベタベタとこびりつく。
若い頃は柔らかくて弾力があった血管が、まるで錆びついた古い水道管のように硬く、もろくなっていく——
そうなると、心筋梗塞や脳梗塞のリスクがとても高くなってしまうんです。
成分表にリン酸塩という言葉を見つけたら、そっと棚に戻してください。
その代わりに、納豆や卵を買い物かごに入れてみてください。
たったこれだけで、血管への負担は変わってきますよ。
② 果糖ブドウ糖液糖
2つ目の言葉は、果糖ブドウ糖液糖です。
スポーツドリンクやペットボトルのジュースの成分表を見ると、ほぼすべての商品にこの言葉が書かれているはずです。
この成分の正体は、砂糖を液体にしたもの。
怖いのはここからで、この成分は普通の砂糖よりも吸収がずっと速いんです。
口にした瞬間に血糖値が一気に跳ね上がると思ってください。
すると体の中で、処理しきれなくなった糖分が中性脂肪に姿を変えて爆発的に増えてしまいます。
このドロドロに増えた糖分と脂肪が、血管の内側をチクチクと傷つけていく。
傷ついた血管は動脈硬化が進みやすくなって、気づかないうちに石のように固くなってしまうんです。
明日からスーパーやコンビニで飲み物を買うとき、裏の成分表をひっくり返して見てください。
「果糖ブドウ糖液糖」という言葉を見つけたら、緑茶かルイボスティーに変える。
それだけで、血管がどんどん元気になりますよ。
③ トランス脂肪酸
3つ目の言葉は、トランス脂肪酸。
今回紹介する3つの中で、これが一番厄介なんです。
理由が分かりますか?
実は日本では、成分表にトランス脂肪酸と書かなくてもこの成分を使ってよいという法律になっているんです。
なので、「トランス脂肪酸」という名前だけでなく、以下の3つの言葉が書かれていたら、すべてトランス脂肪酸入りだと思ってください。
ここは必ずメモしてください。
- ショートニング
- 植物油脂
- マーガリン
サクサクして美味しいクッキーや菓子パンの成分表を見ると、ほとんどの商品にこの言葉が書かれています。
トランス脂肪酸は、血管の壁にドロドロのゴミを溜め込み、内側からボロボロに傷つけてしまうんです。
さらに、トランス脂肪酸の摂取量が1%増えるだけで、心臓病のリスクが23%も高まるというデータも報告されています。
朝を菓子パンで簡単に済ませている方も多いのですが、これをおにぎりに変えてみるだけで、血管を守る力が何倍、人によっては何十倍にも強くなっていきます。
自覚症状がまったくなくても、ある日突然倒れて救急車—— そんな未来は、絶対に嫌ですよね。
ぜひ明日から成分表を確認して、
- リン酸塩
- 果糖ブドウ糖液糖
- トランス脂肪酸(ショートニング・植物油脂・マーガリン)
この3つを見つけたら、そっと棚に戻してくださいね。
マグネシウム不足で血管が石になる?
カルシウムの摂り方に気をつけて、添加物もしっかり避けた。
これで血管はもう安心——と言いたいところなのですが、実はもう一つ、大切なことがあるんです。
50歳を過ぎた多くの方が直面している「マグネシウム不足」。
ここを解消しないと、やはり血管が石のようになってしまいます。
日本人の約80%がマグネシウム不足
クイズです。
50歳以上の日本人のうち、マグネシウムが不足している人はどれくらいでしょうか?
- 約30%
- 約60%
- 約80%
正解は、なんと約80%。
しっかり摂れている人は、5人のうちたった1人しかいないんです。
ちょっとビックリしませんか?
マグネシウムが不足すると、血管が石のように硬くなってしまう可能性がとても高くなるんです。
マグネシウム不足の「犯人」は白い食事
なぜこんなに多くの人が不足しているのか。
実は、その犯人が「白い食事」なんです。
真っ白に精米された白米・白いパン・加工食品など。
しかもスーパーで売られている食品の約8割が加工食品、そんな調査データまであります。
これらの食品は、製造の段階でマグネシウムがごっそり取り除かれているんです。
例えば白いお米は、玄米を白米に精製する段階でマグネシウムがほとんど失われてしまいます。
昔の日本人はマグネシウムがそれほど不足していなかったというデータもあるのですが、それは玄米や雑穀を食べていたから、とも言われています。
現代の食生活はとても便利になった分、大切なものが抜け落ちている——そんな食事なんですよね。
もうひとつの犯人:ストレス
さらに、意外な犯人もいます。
それが「ストレス」です。
人間の身体はストレスがかかると、それを解消しようとしてマグネシウムが大量に使われるんです。
ストレスというと精神的なものをイメージする方が多いのですが、実は「血圧が高いこと」も血管にとってはかなり大きなストレス。
ストレスが大きくなった血管は、そのストレスに負けないようにと、なんと血管の中に石を作ってしまうんです。
でも、マグネシウムにはこの石を作ろうとする力を止めたり、老化してカチカチになった血管や筋肉を柔らかくする嬉しい働きがあるんです。
しかも、1日400mg以上のマグネシウムを12週間以上摂り続けた人は、血圧を下げる効果がより大きくなるという研究データまであります。
マグネシウム不足を解消する2つの方法
では、どんな食事をすればマグネシウムが不足しないのか。
実はこれ、たった2つのことで簡単に解消できてしまうんです。メモの準備はいいですか?
① 白米を玄米に変えてみる
玄米をお茶碗1杯分(約150g)食べるだけで、74mgのマグネシウムが摂れます。
ただ、年齢を重ねた方は消化力や噛む力が弱い方も多いですよね。
いきなり全部玄米にしなくて大丈夫です。
まずは半分、または1/3だけ玄米を混ぜて3食で食べる——それだけで1日の必要量はしっかり摂れます。
雑穀米を混ぜてもOKですよ。
② 毎回の食事にお豆の食べ物を1品足す
- 納豆1パック → 約50mgのマグネシウム
- 豆腐半丁 → 約86mgのマグネシウム
豆腐の味噌汁・朝の納豆・冷奴など、あなたの食事に合わせやすい一品をプラスしてみてください。
あとは、おやつにナッツをつまんだり、ワカメなどの海藻をお味噌汁やサラダに入れる、ほうれん草のおひたしを一品足す
そんな工夫でも十分です。
白い主食を茶色に変える・毎食、豆を一品足す
この2つをコツコツ続けることが、一番続けやすくて効果的な方法です。
腎臓の機能が低下している方への注意
ここはとても大切な注意点です。
健康診断などで「腎臓の機能が少し低下している」と言われたことがある方は、マグネシウムを身体の中でうまく調節するのが難しくなることがあります。
その場合は、必ずお医者さんに相談してから取り入れてくださいね。
血管を若返らせる食事の正解
今日お伝えした内容を、あらためて整理しましょう。
【カルシウムの摂り方】
- カルシウムサプリの摂りすぎは「血管の石灰化」につながる
- 不足分は牛乳・豆腐・小魚など食事から補うのが正解
- 食事からのカルシウムはゆっくり吸収され、血管への負担が少ない
【避けたい3つの添加物】
- リン酸塩(ハム・ソーセージ・ベーコンなど)
- 果糖ブドウ糖液糖(スポーツドリンク・ペットボトルジュースなど)
- トランス脂肪酸(ショートニング・植物油脂・マーガリン=クッキー・菓子パンなど)
- 成分表を30秒確認する習慣が、血管を守る第一歩
【マグネシウム不足の解消法】
- 白米を玄米・雑穀米に変える
- 毎食、納豆・豆腐などの豆製品を1品足す
- ナッツ・海藻・ほうれん草もマグネシウムの補給に効果的
難しいことは何もありません。
成分表を確認して、白い主食を少し茶色に変えて、豆製品を一品足す
その積み重ねが、あなたの血管を確実に若返らせていきます。
今日から一つでも試してみてくださいね。
薬に頼らず、食事と生活習慣で体を整えるヒントを毎週水曜日の18:30に動画で配信しています。
気になる方は、チャンネルをのぞいてみてください。
▼ YouTubeチャンネルはこちら
https://www.youtube.com/@ktakada/videos
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筆者プロフィール
【栄養の先生たかだ】
分子栄養学・カイロプラクティックを軸に、15年で5万人以上の不調と向き合ってきました。
20〜30代の会社員時代、慢性疲労と不眠で何年も苦しみ、病院で「異常なし」と言われ、薬も効かない。
そんなどん底の私を救ってくれたのが、『食事の力』でした。
食事を変えれば、60代・70代からでも「身体は必ず変わります」。
そして「年齢を重ねるのが楽しく」なります。
難しい専門用語は一切なし。
本物の体質改善をお届けします。
【免責事項】
本記事に掲載されている情報は、一般的な健康・栄養に関する見解に基づき作成されたものであり、医学的な診断や治療を代用するものではありません。
効果や感じ方には個人差があります。持病のある方、通院中の方、アレルギーをお持ちの方、または特定の食品の摂取制限がある方は、実践する前に必ずかかりつけの医師や専門家にご相談ください。万が一、本記事の情報を利用したことにより何らかの体調不良や損害が生じた場合でも、当方は一切の責任を負いかねますので、実践はご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。
【資格・専門性・実績】
- 野口式分子栄養学認定アドバイザー
- JACM認定カイロプラクター
- 沼津あおば整体院 院長/株式会社サードプレイス 代表
- Kindle書籍 複数出版
- 2026年5月 健康雑誌「安心」(株式会社ブティック社)掲載
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ご質問やご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。